シアトル・クラーケンは、2021-2022年シーズンに NHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)にデビューした、シアトルのチームです。創設2年目の2022-2023シーズンに、早くもプレーオフに進出しました(第2ラウンドで敗退)。
NHL参入5年目の2025-2026シーズンは、新監督のもと再スタートを切ります。地元ファンの熱気とともに、プレーオフ復帰を目指す戦いが始まります。
チーム名の由来

クラーケン(Kraken)は、ノルウェー語で「海の怪物」を意味する言葉。1200を超える候補に寄せられたファン投票でもたくさんの支持を集めました。シアトルには、ノルウェーを含むスカンジナビア諸国からたくさんの人が移住した歴史があります。
2025-2026シーズン日程
NHLシアトル・クラーケンの2025-26レギュラーシーズンは、2025年10月9日(木) に開幕します。ホームアリーナであるClimate Pledge Arena(シアトル中心部)で、対戦相手はアナハイム・ダックス(Anaheim Ducks)。新ヘッドコーチのレーン・ランバート(Lane Lambert)体制で挑む初戦として、ファンの期待が高まっています。
新ヘッドコーチ:レーン・ランバート
レーン・ランバート(Lane Lambert)はカナダのサスカチュワン州メルフォート出身の元NHL選手で、2025-26シーズンよりシアトル・クラーケンの第3代ヘッドコーチに就任しました。1983年にデトロイト・レッドウィングスから指名されプロ入り。引退後はAHLやNHLで豊富なコーチ経験を積み、2018年にはワシントン・キャピタルズのスタンレーカップ制覇に貢献。ニューヨーク・アイランダーズではヘッドコーチとしてプレーオフ進出も果たしました。
今シーズンのチーム展望
NHL公式サイトとESPNの最新プレビューでは、クラーケンは「プレーオフ争い圏内だが、課題も多い中堅チーム」と評価されています。NHL.comは、守備強化と若手の成長を鍵に挙げ、攻撃力向上に期待を寄せています。一方、ESPNは勝ち点を72~84点と予測し、太平洋地区では中位~下位と分析。攻守の安定性が依然として課題としつつも、新体制のもとで上振れの可能性を残すとしています。
開幕戦の予想と注目ポイント
- 開催日:2025年10月9日(木)
- 対戦相手:アナハイム・ダックス
- 会場:Climate Pledge Arena(シアトル)
- 試合予想スコア:シアトル・クラーケン 4 – 2 アナハイム・ダックス(Bleacher Nation予測)
ホームアリーナ:クライメット・プレッジ・アリーナ

シアトル・センター内にある多目的アリーナの Climate Pledge Arena が本拠地です。WNBAシアトル・ストームの本拠地でもあります。Climate Pledge Arena は、1964年から使用していたアリーナの大幅改築して2020年に完成し、シアトルの最新のアリーナとなりました。
ナショナル・ホッケーリーグ(NHL)
ナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)は、北米のプロ・アイスホッケーリーグで、米国に25チーム、カナダに7チームの計32チームで構成されています。
北米で最も古いプロスポーツのトロフィーである「スタンレー・カップ」は、プレーオフで優勝したチームに授与されます

