2023年で創設100周年を迎えたワシントン州日米協会に、SBRP(Small Business Resiliency Program)という新しいプログラムが発足しました。
なぜ発足したの?
このプログラムは、ワシントン州在住の日本人または日系アメリカ人で小規模企業・個人事業を経営・運営している方に、アメリカにおけるよりよい事業の運営を「日本語で」サポートすることを目的としています。
2020年に始まったCOVID-19のパンデミックからの経済的な回復に向け、連邦政府、州政府から多くの支援事業が提供されています。しかし、英語が母国語でない経営者が有益な情報を取り逃すケースが多くあることから、ワシントン州日米協会はワシントン州商務省の Washington State Small Business Recovery Working Group とのパートナーシップに基づき、多言語サポートの一環として、日本語での情報提供を始めました。
日系中小企業にとってビジネス展開の障害となる事柄についても聞き取りを行い、多角的にお手伝いしながら、事業の発展をともに目指します。
どんなプログラムがあるの?
SBRP(Small Business Resiliency Program)のプログラムは、主に二つの柱で成り立っています。
1. 連邦政府・州政府などによる事業支援プログラムの情報のご案内
ワシントン州商務省のパートナーであり、Small Business Resiliency Network のメンバーでもあることで、常に最新の事業支援プログラム情報を入手しています。その詳細をウェブサイトでご紹介したり、Facebook、Twitter、Instagram、LinkedInで「WA州日米協会より知っ得情報」として、ほぼ毎週配信しています。
2. 事業に必要な基礎知識をプロフェッショナルから日本語で学ぶ 無料オンラインビジネスコース(Small Business Empowerment Academy)
中小企業の運営・経営に役立つ講座を、月に1~2回開催しています。これまで、公認会計士、弁護士、マーケティング、Eコマース、デジタル・トランスフォーメーションから、翻訳の活用の仕方など、10回を超える講義を提供してきました。
講義後には、ライブQ&Aによるアフターサポートや、自社事業のアピールの機会などの特典も用意しています。
2022年まではオンラインのみで講義を提供してきましたが、2023年1月から、対面のサポートも始まります。詳細とお申込みは、ワシントン州日米協会のウェブサイトでご確認ください。
役立つ情報やイベントなどのお知らせは、ワシントン州日米協会会員へのメール配信の他、SNSで配信します。
ワシントン州日米協会
SBRP(Small Business Resiliency Program)
ワシントン州日米協会 SBRP(Small Business Resiliency Program)は、アメリカで事業を運営されている小規模事業・個人事業主の方にお気軽にご活用いただき、COVID-19の影響を最小限に抑え、事業のさらなる発展と地域の企業ネットワーク構築の一助となるために運営されています。今後 SBRN で取り上げるべきテーマや事業運営におけるご質問などがございましたら、お気軽にご連絡ください。
ワシントン州日米協会 SBRP(Small Business Resiliency Program)
【電話】 (206) 374-0180
【公式サイト】 jassw.org/small-business