MENU

ウエストコースト・ヘルス・アライアンス 2025-26年呼吸器ウイルスシーズンに向けたワクチン推奨を発表

  • URLをコピーしました!

ウエストコースト・ヘルス・アライアンスは、2025–26年の呼吸器ウイルス流行シーズンに向け、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、インフルエンザ(Flu)、RSウイルス感染症(RSV)のワクチン接種推奨を発表しました。この記事では、その推奨の要点をまとめました。

目次

ワクチン接種推奨一覧

ワシントン州保健局(DOH)は引き続き、生後6か月以上のすべての人に更新版COVID-19ワクチンの接種を推奨しています。

ワクチン接種推奨

学校入学・登校に必要なワクチン

ワシントン州では、幼稚園から12年生までの児童・生徒が登校するには、州が定める予防接種の記録提出が義務付けられています。必要なワクチンには麻疹、風疹、流行性耳下腺炎(MMR)、百日咳、ジフテリア、破傷風、ポリオ、水痘などが含まれ、接種を完了していないと登校できない場合があります。

今回の推奨は、これらの必須ワクチンに加え、COVID-19、インフルエンザ、RSウイルスの接種を検討することで、集団生活での感染リスクを減らし、学校閉鎖や欠席を防ぐことを目的としています。

ワクチンは重症化防止と感染拡大抑制の鍵

州保健責任者タオ・シェン・クワン・ゲット医師は「ワクチンは重症化を防ぐ最善の手段であり、感染拡大を抑え、医療体制の負担軽減にもつながります」とコメント。特に幼児、高齢者、妊娠中の人、集団生活者、脆弱な人と暮らす人を守るために推奨されています。

ワクチンはワシントン・アップル・ヘルス(Medicaid)を含む保険でカバーされ、19歳未満は州の小児ワクチンプログラム、19歳以上は成人ワクチンプログラムで低額または無料で接種可能です。同時接種も安全とされています。

ウエストコースト・ヘルス・アライアンスとは

ワシントン州、カリフォルニア州、オレゴン州、ハワイ州が連携する新パートナーシップで、科学的根拠に基づく保健政策を調整し、データ共有と共同推奨を行います。

推奨は米国小児科学会(AAP)米国産科婦人科学会(ACOG)、米国家庭医師学会(AAFP)の指針をもとに、安全性・透明性・アクセスを重視して策定されています。

  • URLをコピーしました!
目次