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宇和島屋がタコマに新規オープン決定!2027年、創業の地へ約100年ぶりの再進出

宇和島屋シアトル店
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アメリカの郊外生活で戸惑うポイントは、特定のアジア食材を買い揃えようとすると、居住エリアによっては車で数十分から1時間以上の移動が日常的に発生してしまう点です。特にタコマ周辺に住む人々にとって、信頼できる日系スーパーマーケットの選択肢が限られていることは長年の課題でした。

そんな中、シアトル近郊を中心に展開する日系スーパーマーケットの宇和島屋(Uwajimaya)が、ワシントン州タコマに新店舗をオープンすることを発表しました。出店場所は、タコマ・セントラル内にあるホビー・ロビー(Hobby Lobby)の旧店舗スペースで、2027年の開店を予定しています。

このタコマへの進出は、宇和島屋にとって創業の地への帰還を意味します。同店の創業者・森口富士松氏は愛媛県から渡米してタコマで創業されました。1940年代まで貞子夫人と同地で営業を続けていましたが、第二次世界大戦中にアメリカ政府が西海岸の日本人・日系アメリカ人約12万人を強制収容したことにより、一家はツールレイク強制収容所(Tule Lake incarceration camp)へ収容されてしまい、タコマでの歴史は中断。戦後、森口夫妻はシアトルで事業を再開し、シアトル、ベルビュー、レントン、オレゴン州ビーバートンに4店舗を展開するまでに成長しました。

創業家3代目のデニース・モリグチ CEO は、「約1世紀を経てタコマに戻ることは、非常にエキサイティングで深い意義があります。祖父母が約100年前にタコマの日本人街(Japantown)で築いた遺産を尊重し、この活気あるコミュニティに再び宇和島屋の存在を確立していきます」とニュースリリースで述べています。

今回のタコマ店の発表は、ここ半年間で2件目となる新規出店計画です。昨年にはイサクア(Issaquah)のギルマン・ブルバード(Gilman Blvd)沿いにあるライトエイドの旧店舗スペースへの出店も発表されました。

タコマ店とイサクア店の両店舗ともに2027年のオープンを計画しており、宇和島屋は地域住民との交流を通じてアジアの食文化を届けていくとしています。アジア食材市場は競争が激化していますが、両市周辺の住民にとっては、買い物の選択肢が増えることは間違いありません。

詳細はニュースリリースでご覧ください。

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