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US 2(スティーブンス・パス付近)、2025年12月29日から東側経由でのみ日中限定再開|スキー場は東側アクセス限定、西側は通行止め継続

スティーブンズ・パス
標高 4,061フィート(1,238 m)
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ワシントン州の山岳道路 US 2(U.S. Route 2)のうち、大雨による被害で通行止めが続いているスティーブンズ・パス周辺について、2025年12月29日から、東側のコールズ・コーナー/レブンワースからのみ、日中に限り通行が再開されることが発表されました。

なお、西側のシアトル地域からアクセスするスカイコミッシュからスティーブンズ・パスまでは引き続き通行止めとなっており、スキー場へ直接アクセスすることはできません。

目次

日中のみ通行再開される区間と条件

12月29日午前6時から午後6時まで、US 2 のコールズ・コーナー/レブンワースからスティーブンズ・パスのスキー場まで、工事区間を含む一部が一般車両向けに開放されます。

  • 通行可能時間:午前6時〜午後6時
  • 通行方法:パイロットカーによる片側交互通行
  • 工事区間:マイルポスト72〜64(約8マイル)
  • 想定される遅延:最大で約60分(天候や路面状況により、それ以上となる可能性あり)

※午後6時以降は、再びUS 2は全面通行止めとなります。

スキー場へのアクセスは東側からのみ可能

スティーブンス・パス・リゾートを利用する場合も、東側(コールズ・コーナー/レブンワース側)からのアクセスに限定されます。西側(スカイコミッシュ側)からUS 2を通って直接スキー場へ向かうことはできません。

西側からの大回りルートに関する注意

現在、西側からUS 2を利用できないため、シアトル地域からは I-90 を通り、US97でブリューイット・パス(Blewett Pass)を越えてコールズ・コーナー/レブンワースを経由し、スティーブンス・パスへ向かうルートを検討するケースも見られます。

しかしこのルートは、距離・所要時間ともに大幅な遠回りとなるうえ、複数の山岳地帯を通過するため、冬季は天候や路面状況の影響を受けやすく、通行リスクが高い状況です。WSDOTが公式に推奨しているルートではなく、スキー場利用を目的とした現実的なアクセス方法とは言えません

スカイコミッシュ(マイルポスト54)の橋梁復旧状況

スカイコミッシュ東側のマイルポスト54に位置する橋梁では、12月20日から土砂撤去作業が行われています。WSDOT(ワシントン州運輸局)によると、橋の損傷状況を確認し、通行再開が可能かどうかを判断するための詳細点検が、12月29日に予定されています。

現在も請負業者が作業を継続しており、橋梁検査官や地質工学エンジニアなどの専門家と連携しながら、被害評価と修復計画の策定が進められています。現時点で、片側交互通行など、限定的な交通運用が検討される可能性もあるとしています。

タムウォーター・キャニオンは引き続き通行止め

US 2のタムウォーター・キャニオン(マイルポスト85〜99) は、現在も通行止めが続いています。迂回路として案内されている Chumstick Highway は、制限速度が低く橋の制限もある郡道のため、通常より移動に時間がかかる見込みです。

西側からのアクセスに関する追加発表は12月30日予定

WSDOTによると、シアトル地域からスカイコミッシュを通ってスティーブンズ・パスにアクセスする区間の通行再開については、12月30日に追加発表が予定されています。橋梁点検や復旧作業の進捗を踏まえた判断となるため、通行可否や通行方法については、公式発表を待つ必要があります。

最新情報の確認方法

道路状況や天候は日々変化するため、出発前に最新情報を確認することがおすすめです。

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