イギリスの教育専門誌 Times Higher Education(THE) が発表した「世界大学ランキング2020年版」は、例年のごとく、イギリスとアメリカの大学が上位10位を占める結果となりました。
このランキングは、施設の充実度、研究の規模や収益・評価、イノベーション、論文の引用回数、国際観など、5つの分野における合計13の入念に調整された指標を組み合わせて算出されます。
2020年版の上位10校は次のとおり。
1. オックスフォード大学(イギリス)
2. カリフォルニア工科大学(アメリカ)
3. ケンブリッジ大学(イギリス)
4. スタンフォード大学(アメリカ)
5. MIT(アメリカ)
6. プリンストン大学(アメリカ)
7. ハーバード大学(アメリカ)
8. イェール大学(アメリカ)
9. シカゴ大学(アメリカ)
10. インペリアル・カレッジ・ロンドン(イギリス)
ワシントン州で100位以内に入ったのは、ワシントン大学(26位)。また、シアトル大学は2019年の148位から113位に上昇し、801校の上位15%に入りました。アメリカ西部の大学122校では21位となっています。
アジアで最もランクが高かったのは中国の精華大学(23位)。昨年から1位後退しています。中国の北京大学が24位、シンガポールのシンガポール国立大学が25位、香港大学が35位となっています。
日本の大学では東京大学が最もランクが高く、昨年の42位から36位に上昇。100以内には京都大学が65位となっています。
