サウンドトランジット、乗車券の確認作業を強化　6月3日から

サウンドトランジットが、6月3日からライトレールの Line 1 で乗車券の確認作業を行うと発表しました。

サウンダーやライトレールは駅に職員が常駐している改札口がないので、事前に乗車券を購入していなくても乗れてしまうようになっています。そこで、サウンドトランジットの「フェア・アンバサダー（fare ambassadors）」と呼ばれる職員は、6月3日から秋頃まで、乗客が運賃を支払っているかどうか確認する作業を行ないます。

2024年6月3日からの変更　まとめ

今回の発表の要点をまとめました。今後の利用にぜひお役立てください。

• フェア・アンバサダーが、ダウンタウンの駅のプラットフォームや、その他の駅で、乗車券の確認を行います。
• フェア・アンバサダーは、支払っていない場合、警告や罰金以外に、ORCA のスキャン方法やチケット購入のサポートもしてもらえるほか、18歳以下のための無料ユーストランジットパスの入手方法などの質問にも答えます。
• フェア・アンバサダーはカスタマーサービスも提供しているので、シニアや障害を持つ乗客向けの割引運賃情報から、安全問題に関するセキュリティスタッフとの連絡、この地域に詳しくない人のためのナビゲーションや道案内も行います。

運賃の支払い方法

最初に、ライトレールの運賃の支払い方法をおさらいしておきましょう。

• 駅の券売機で切符を購入する（観光・出張など短期滞在に便利）
• ORCA で支払う（住民で頻繁に利用する人に便利）
• アプリ『Transit Go』で事前に切符を購入する（観光・出張など短期滞在に便利）
• 低所得者向けのORCA Lift で支払う

なお、18歳以下は無料で乗車できます。詳細は以下の記事でご覧ください。

支払い済みであることを証明するには

• 乗車前にORCAカードを読み取り機にかざし、支払いを行う。
• 自動券売機で購入した切符を提示する。
• アプリ『Transit Go』で支払ったことを見せる。
• 無料乗車券（free ride ticket）を見せる。

サウンドトランジットは、昨年、「フェア・アンバサダー（fare ambassadors）」と呼ばれる職員を増員し、駅の構内やプラットフォーム、車内で乗客に運賃の支払い証明提示するよう求め、無賃乗車が判明した場合、2回目までは警告のみ、3回目からは違反および民事違反の処罰のプロセスを行っていました。