米国労働省労働統計局(BLS)が発表した最新の消費者物価指数(CPI)によると、シアトル都市圏の物価は3月・4月の過去2カ月間で0.4%上昇し、1年前と比べて1.7%の上昇となりました。
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食品価格の動向
直近2カ月間で食品価格は0.3%上昇。家庭用食品(スーパーでの購入)は0.3%、外食(レストラン、カフェテリア、自動販売機)も同様に0.3%の上昇となりました。
過去1年間では、食品全体が2.7%上昇。家庭用食品は2.0%の上昇にとどまりましたが、外食は4.0%と大きく上昇しています。
エネルギー価格の動向
エネルギー価格は直近2カ月間で3.7%上昇し、特にガソリン価格は4.7%の上昇を記録しました。
しかし、前年比ではエネルギー価格は0.8%の上昇にとどまり、ガソリン価格は6.2%下落しています。
その他の物価の動向
食品・エネルギーを除いた物価は直近2カ月間で0.2%上昇。特に、家庭用品・サービス(+2.3%)、医療費(+1.2%)、住宅費(+0.3%)が上昇しています。一方で、自動車(新車・中古車)と衣料品は-0.4%下落しました。
1年間では、住宅費が+3.4%、医療費が+1.0%上昇していますが、衣料品は-6.3%、娯楽費は-1.2%と下落しています。