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新路線情報:シアトルのボーイング・フィールド〜オレゴン州ポートランド直行便が就航

Pilatus PC-12
Image by Kaffeesüchtig from Pixabay
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5月20日より、SeaPort Airlines(シーポート・エアラインズ)が、シアトルのボーイング・フィールド(キング郡国際空港)とオレゴン州のポートランド国際空港(PDX)を結ぶ新たな直行便サービスを開始します。移動に時間をかけたくないビジネスパーソンや短期旅行者にとって、迅速で快適な移動手段となることが期待されています。

目次

サービスの概要

  • 運航開始日:2025年5月20日
  • 運航路線:シアトルのボーイング・フィールド ⇔ オレゴン州のポートランド国際空港(PDX)
  • 使用機材:Pilatus PC-12(スイス製の9人乗り小型機)
  • 運航頻度:ピーク時には45分間隔で運航(1日最大24便)
  • 運賃:往復で279ドルから
  • 搭乗手続き:TSAのセキュリティチェックを回避できるプライベート・ターミナルを利用
  • 推奨到着時間:出発の20分前までに空港に到着
  • その他:荷物の重量、ペットの運び方などの詳細は公式サイト参照

移動時間の短縮

従来、シアトル市内からオレゴン州ポートランドまで、車であれば最低でも約3時間半、渋滞があればさらに時間がかかります。

また、シアトル・タコマ国際空港からポートランド国際空港へ飛行機で行く場合、実際のフライト時間は通常約1時間でも、シアトル市内から空港へのアクセス時間や保安検査、搭乗手続き、到着後の移動時間などを含めると、全体の移動時間は約3〜4時間かかることが一般的です。特に、シアトル中心部からシアトル・タコマ国際空港(Sea-Tac)までの道路状況や空港の混雑状況によって、さらに時間がかかることもあります。

一方で、SeaPort Airlines の新サービスでは、シアトル中心部から車で約15分のボーイング・フィールドTSAの保安検査が不要な専用ターミナルを利用でき、出発時刻の20分前までに到着すれば手続きが完了します。フライト時間は約55分。ポートランドではPDX空港隣接のプライベートターミナルを利用できるため、時間を有効に使いたい人には便利になります。

搭乗に必要な書類

2025年5月7日以降、米国内の航空旅行にはREAL ID準拠の身分証明書が必要となっています。以下の書類などが有効です:

  • REAL ID対応の運転免許証または州発行の写真付き身分証明書
  • 米国パスポートまたはパスポートカード
  • 米軍ID
  • 永住者カード(グリーンカード)
  • 外国政府発行のパスポート

18歳未満の子供は、米国内の旅行においては身分証明書の提示は通常必要ありません。

詳細は下記の記事でご覧ください。

予約方法

SeaPort Airlines の公式サイト(flyseaportair.com)からオンラインで予約が可能です。また、電話での予約も受け付けています。

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