スカンジナビア航空(SAS)は21日、シアトル〜コペンハーゲン直行便の開設を記念して、シアトル・タコマ国際空港(SEA)で祝賀式典を開催しました。SASは1960年代から長年にわたりSEAに就航していた航空会社で、今回の再就航は両都市にとって特別な意味を持つ出来事です。
これにより、SEA空港から直行便でアクセスできる北欧の都市はオスロ、ヘルシンキに次いで3都市目となりました。
目次
フライトスケジュール(2025年5月現在)
スカンジナビア航空のコペンハーゲン線は、月・木・金・土・日の週5便で運航。デンマークの首都コペンハーゲンへ、約9時間半のフライトで到着します。使用する機材はエアバスA350。
区間 | 運航日 | 出発時間 | 到着時間(翌日) | 便名 |
---|---|---|---|---|
シアトル → コペンハーゲン | 月・木・金・土・日 | 4pm | 翌日10:30am | SK 938 |
コペンハーゲン → シアトル | 月・水・金・土・日 | 1:05pm | 同日1:50pm | SK 937 |
SASは2024年にスカイチーム(SkyTeam)アライアンスに加盟しています。
コペンハーゲンの見どころとは?

コペンハーゲンは、建築、演劇、美食、サイクリング文化で知られるヨーロッパ有数の観光都市。平坦なので、世界でもっとも自転車に優しい都市としても有名です。
- デンマーク王室の衛兵交代式(毎日正午)
- 王室ゆかりの城めぐり
- 世界的に注目されるレストランシーン
- トーマス・ダンボの巨大木製トロルを探す旅(シアトル周辺にも関連作品あり)
滞在中は市内だけでなく、海辺の街や近郊への日帰り旅行もおすすめです。
国際線が充実するシアトル・タコマ国際空港(SEA)
SEA空港では現在、29の航空会社が35都市への国際直行便を運航しています。2025年5月12日にはアラスカ航空によるシアトル〜東京・成田線が就航しました。2025年だけでも以下の新路線が発表されています:
- エーデルワイス航空:チューリッヒ線(6月2日就航予定)
- アラスカ航空:ソウル線(9月予定)
- ウエストジェット航空:ケロウナ線
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海外旅行前に知っておきたい空港活用術
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- モバイル・パスポート・コントロール(MPC)
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まとめ|シアトルと北欧の距離がさらに近くなる
スカンジナビア航空の再就航により、シアトルからヨーロッパへのアクセスがさらに広がります。歴史的・文化的なつながりを持つデンマークとのダイレクトな往来が復活したことは、観光やビジネスの面でも大きな意義があります。
北欧への旅を計画している方は、この新しい直行便をぜひご活用ください。