ワシントン州魚類野生生物局(WDFW)が、ワシントン州の太平洋沿岸のレーザー・クラムの検査結果でドウモイ酸(domoic acid)の濃度が安全とされる基準値を超えていることから、レーザー・クラム掘りを12月31日までキャンセルすると発表しました。
ワシントン州魚類野生生物局によると、ある種の海藻が作る天然の毒素であるドウモイ酸は、一定量を摂取すると有害または致死的となりうるもの。ドウモイ酸と海浜での現在の濃度についての詳細は、同局の公式サイトで確認できます。ドウモイ酸の濃度検査は来年1月早々に再び実施される予定です。
ワシントン州法では、1日に採ってよい数は1人15個まで。今年は参加者が多く、8万件の記録で120万個近くのレーザー・クラムが収穫されたとのことです。
15歳以上の場合、ワシントン州魚類野生生物局(WDFW)の公式サイトやアウトドアショップなどで購入できる3日間のレーザークラム・ライセンス、またはフィッシング・ライセンスが必要です。詳細は、ワシントン州魚類野生生物局(WDFW)の公式サイトで。