MENU

Port of Seattle、大型クルーズ船の4月1日・5日のシアトル寄港を中止

  • URLをコピーしました!

Port of Seattle のピーター・スタインブルック委員長は11日、シアトル地域が公衆衛生上の緊急事態にあることを考慮し、大型クルーズ船の4月1日と5日のシアトル寄港を中止すると発表しました。

シアトルは、欠航となった4月1日と4月5日のクルーズの「寄港地」で、別の目的地に向かう途中にシアトルに寄港する予定でした。

これにより、今シーズンに初めてシアトル港に寄港するのは、4月15日の Holland America の Eurodam 号となる予定です。

Port of Seattle は、緊急対応者、クルーズラインおよび地元の指導者と協力し、現在の公衆衛生指導およびクルーズラインが実施している改善措置を検討し、今後の運航を決定します。

Port of Seattle によると、シアトルのクルーズ産業は1999年の初年度から成長を続け、2017年以降は毎年100万人以上が利用する一大産業となっています。その圧倒的多数はシアトルを「母港」とするもので、地元の供給業者が物資を船に供給し、乗客がクルーズの前後にその地域で時間を過ごすこともあることから、各クルーズによる母港の地域経済への効果は約400万ドル以上。1年でおよそ9億ドルのビジネス活動を生み出し、5,500人の雇用を支えているとのことです。

アメリカでも大型客船でのクルーズが人気ですが、国務省は「アメリカ市民はクルーズ旅行をすべきでない」と発表。CDC は、基礎疾患のある人はクルーズで新型コロナウイルス感染症にかかる可能性が高いと警告しています。

Port of Seattle は、1911年の設立以来、世界有数の港湾と国際空港の運営、観光・漁業の支援、道路や鉄道のインフラ整備、環境と持続可能性の取り組みをリードする多面的な公的機関です。

  • URLをコピーしました!

この記事が気に入ったら
フォローをお願いします!

もくじ