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シアトル地域で巨大トロールの設置プロジェクトが進行中 デンマークのアーティストらが制作

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イサクア市に設置されたトロール『Jakob Two Trees』
©️Hiroko Nagatomo

シアトル地域で、リサイクル素材を使って制作した巨大なトロールの彫刻を設置するプロジェクトが進んでいます。

これらのトロールは、誰でも無料でアクセスできるパブリック・アート作品。現在、ベインブリッジ・アイランド、イサクア、ウエスト・シアトルに完成しています。4体目は9月17日にバション・アイランドで公開され、シアトル地域で5番目にして最後のトロールの公開は、9月18日にシアトルのバラードにある国立ノルディック博物館で午後4時〜午後6時に予定されています

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トロール・プロジェクトについて

ウエスト・シアトルのリンカーン・パークに設置されたトロール『Bruun Idun』
©️Hiroko Nagatomo

トロールといえば北欧ですが、『ノースウエスト・トロール Way of the Bird King』と呼ばれるこのプロジェクトは、デンマークとアメリカの関係を支援するスキャン・デザイン財団によって発表されました。

それぞれのトロールが環境に関するストーリーの一部となっており、コースト・サリッシュの先住民とスカンジナビアの伝統に共通する、河川の流域の保護、修復、水辺の保全のための環境スチュワードシップという共通の価値観を強化し、改めて伝えることも目的としています。また、これらのトロールの設置場所はコースト・サリッシュのテリトリーにあるため、マックルシュート族とスノコルミー族の協力も得ています。

デンマークの環境アーティスト、トーマス・ダンボさん

トーマス・ダンボさん(右)
©️Scan Design Foundation

トロールの制作を手がけるのは、デンマークの環境アーティスト、トーマス・ダンボさん。デンマークのコペンハーゲンにあるスタジオでトロールの顔の部分を制作し、現地で200人を超えるボランティアの協力を得ながら体の部分を制作しますが、材料はすべてリサイクル素材。高さは15フィートから20フィート(4.6m〜6.1m)もあります。

トーマスさんは、2021年にアメリカに視察に訪れ、今年2月に場所とコンセプトを確認した後、6月から妻と双子で1歳の息子たちと、『Trollercoaster』と名付けたRVでアメリカ横断ロードトリップを開始しました。ニュージャージー州からバーモント州、ミシガン州、コロラド州と、全米10カ所、合計10体のトロールを設置する冒険を続けています。その様子は、YouTube チャンネルでフォローできます。

トーマスさんは世界各地でトロルの設置を進めており、ベインブリッジ・アイランドのトロールが世界で121番目となりました。世界各地のロケーションは、Trollmap.com で見ることができます。今後はアプリも公開される予定。

このトロールは少なくとも3年、長ければ15年にわたり保存されるそう。次のお天気の日にぜひ出かけてみてください。

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