発展が続くシアトルの日本食業界に、新たに割烹スタイルのレストラン『笑門 ShoMon Kappo Sushi』が登場しました。約30年間にわたり江戸前寿司を提供してきた『Shiro’s Sushi』の姉妹店で、地元ワシントン州の食材と日本から取り寄せたプレミアムな食材をふんだんに使い、伝統とモダンを融合させた割烹のコース料理を提供します。
シェフチームと料理のこだわり
エグゼクティブ・シェフの西岡真輝（にしおか・まさき）さんが率いる料理人のチームには、京都や広島でミシュランの星を獲得した高級割烹店で豊富な経験を持つ2人のシェフも参加。「個々のシェフが創造力を発揮しつつも、統一されたビジョンを持つ料理を提供できる環境を築いてきました」と西岡さんは語ります。
さらに、「シアトルでは近年、会席料理や割烹寿司のレストランが増加していますが、当店は強力なシェフチーム、伝統的かつローカライズを意識した日本料理へのこだわり、そして卓越性へのコミットメントで際立っています」と強調しています。
店内デザインと空間
シンプルでエレガントな店内は、職人による和紙のライトや石州瓦など、細部にまでこだわった設えで、日本の割烹料理店を思わせるデザイン。料理人の技術を間近に堪能できる中心のL字型カウンター（14席）、そして落ち着いた雰囲気で食事を楽しめるダイニングルーム（12席）が用意されています。
「当店は、単なるレストランではなく、シェフたちの創造力と個性が融合した、日本の食文化の本質を現代の感覚で再解釈する体験を提供する場所です」と西岡さん。「地元の人々や観光客に、伝統を味わいながらも新しい発見と驚きを提供するレストランを目指します」と続けます。
コースと価格
コース料理は1人185ドル。季節ごとに内容が変わるため、訪れるたびに異なる体験が楽しめます。
西岡真輝さんのコメントはメールによるインタビューをもとにしています。文章は内容を明確に伝えるため最低限の編集を加えています。