MENU

アメリカ西部の州がファイザーのワクチンを独自に審査し、使用を勧告

  • URLをコピーしました!

ワシントン州のインスリー知事は13日に会見を行い、アメリカのファイザーとドイツのビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンを、ワシントン州を含むアメリカ西部の州の Western States Scientific Safety Review Workgroup が12日に全員一致でワクチンの使用を勧告し、即時使用を奨励したと発表しました。

このワクチンは、FDA(食品医薬局)が緊急使用を認可した最初の新型コロナウイルスのワクチンです。

連邦政府の認可を受けたすべてのワクチンの安全性と有効性を確保するためのデータと分析を行うために設置されたワシントン州、カリフォルニア州、オレゴン州、ネバダ州のワクチン専門家で構成されるこのワークグループが奨励したことにより、ワシントン州での接種が可能になります。

インスリー知事は、13日の会見で、「Western States Workgroup が昨夜、ワクチンの使用を全員一致で推奨し、米国での即時使用を奨励したことに満足している」と述べました。

「ワシントン州では新型コロナウイルス感染症の累計感染者数が20万件に迫り、死者数が3,000人に迫る中、これ以上の感染、入院、および死亡を防ぐために、この支援が必要とされている」

なお、ワクチンの接種が始まっても感染率を下げるため、マスク、身体的な距離感、屋内での活動の制限といった感染対策の維持は必要です。

アメリカのファイザーとドイツのビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンの全米各地への出荷が始まったと AP 通信が伝えています。

ミシガン州ポーテージにあるファイザーの工場から出荷されたワクチンは、明日には145カ所、明後日には425カ所の配送センターに配達され、医療従事者や介護施設の入居者には月曜日から接種が行われる予定です。



  • URLをコピーしました!
目次