遠方の山やキャンプ場に出かけたり、ロードトリップを楽しんだりする季節がやって来ました。でも、AAA(全米自動車協会)によると、ワシントン州は全米で最もガソリン価格が高い州となってしまっています。
AAAによると、ワシントン州のレギュラー・ガソリンの平均価格は、1年で60.5セント、過去1ヶ月で32.7セントも上昇し、6月21日付で1ガロン4.932ドルとなっています。
これまでガソリンが最も高い州だったカリフォルニア州のレギュラー・ガソリンの平均価格は1ガロン4.863ドルで、全米2位となっています。
ガソリン価格はワシントン州内で地域差がありますが、最も高いのは州南部のスカマニア郡で1ガロン5.322ドル。シアトル大都市圏で見てみると、シアトルやベルビューのあるキング郡は5.090ドル、タコマのあるピアス郡は4.936ドル、エベレットのあるスノホミッシュ郡は4.928ドルとなっています。
AAA の州別平均での上位5位は次のとおりです。
- ワシントン州 $4.932
- カリフォルニア州 $4.863
- ハワイ州 $4.727
- オレゴン州 $4.579
- ネバダ州 $4.266
CNN は「GasBuddy によると、同社の2005年以降のデータでワシントン州が最もガソリン価格の高い州になったことは一度もなかった」と報じています。また、太平洋岸北西部の州のガソリン価格がカリフォルニア州とハワイ州の両州を上回ったのは、この期間では初めてとのことです。