2026年に開幕するFIFAワールドカップに向けて、ちょうど残り1年となる2025年6月11日、シアトル・センターにカウントダウンクロックが設置されました。場所はMuseum of Pop Culture(MoPOP)横で、訪れた人はカウントダウンを背景に記念撮影ができます。
全16の開催都市でカウントダウンクロックを同時に設置
このカウントダウンクロックは、北中米の3カ国(アメリカ、カナダ、メキシコ)が共同開催するFIFAワールドカップ26™に向けて、全16の開催都市が同時に実施したプロジェクトの一環。シアトルでは、Lumen Field(ルーメン・フィールド)で6試合が開催予定です。
シアトルのブルース・ハレル市長は、「このカウントダウンクロックは、試合開始までの時間を刻むだけでなく、シアトルが世界を迎える準備が整っていることを象徴するもの」と語りました。
また、シアトル開催を担うローカル組織委員会SeattleFWC26のCEOであるピーター・トモザワ氏は、「1年後、世界中から訪れるファンに、この地域のエネルギー、多様性、文化、そして人々の温かさを感じてもらえるでしょう」とコメント。
FIFAワールドカップ26™とは?

2019: MLS Cup Full Stadium
Photo © Sounders FC
FIFAワールドカップ26™は、米国、カナダ、メキシコの3カ国で開催され、48チームが参加し、39日間にわたって行われるという、史上最大の大会となります。
米国ではシアトルを含む13都市で60試合、メキシコでは3都市で10試合、カナダでは2都市で10試合が行われます。
シアトルでは、シアトルの会場は、ソードー地域にあるルーメン・フィールド。最大収容人数は68,740人で、FIFAワールドカップ26™ではグループステージ4試合とノックアウトラウンド2試合を含む6試合が行われます。
シアトル・センター:FIFAワールドカップ26™ シアトルの公式ファン・セレブレーション会場

©︎ City of Seattle
2024年10月、シアトル・センターが2026年6〜7月にシアトルで開催される FIFA ワールドカップの公式ファン・セレブレーションの開催地に決定したことが発表されました。このファン・セレブレーションには合計で最大75万人が訪れることが予想されています。
シアトル市の発表によると、公式ファン・セレブレーション会場では、FIFAワールドカップの試合がすべて中継されるだけでなく、エンターテインメント、ホスピタリティエリア、スポンサーシップのアクティベーション、教育展示、『Made in Washington』製品やアート、工芸品、食べ物や飲み物の販売も予定されています。
また、地元の小規模ビジネスやBIPOC(黒人・先住民・有色人種)企業をフィーチャーするエリアも設置される予定です。
