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CDC、中国および香港・マカオからの渡航者に対する規制を強化

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CDC は28日、中華人民共和国(PRC)でCOVID-19感染者が増加していることを受け、2023年1月5日から、中華人民共和国(PRC)および香港・マカオ特別行政区からの米国への渡航者に対する規制を強化することを発表しました。

中国から米国に渡航する旅行者や、入国前10日間にわたり中国に滞在した人、特定の空港から米国へのフライトに搭乗する旅行者は、2023年1月5日(米国東部時間)から、搭乗前2日以内の陰性証明または回復証明の提示が義務付けられることになります。

CDC はニュースリリースで、「中国から報告されている疫学的データおよびウイルスのゲノム配列のデータが適切かつ透明でないことを受け、中国でCOVID-19の症例が急増している間、米国でのCOVID-19の蔓延を遅らせるためにこの措置を発表する。これらのデータは、症例の急増を効率的に監視し、懸念される新種の亜種が侵入する可能性を減らすために不可欠である。CDC は、引き続き状況を監視し、必要に応じてアプローチを調整する」と述べています。

また、CDC は、COVID-19を引き起こすSARS-CoV-2ウイルスの亜種は世界中で出現し続けているものの、中国における検査や症例報告の減少、ウイルスのゲノム配列のデータが最小限しか共有されないことにより、新しい亜種が発生しても特定が遅れる可能性があると主張しています。

「そのため、出国前の検査による陰性結果の提示を義務付けることで、航空機に搭乗する感染者を減らし、今後出現する可能性のある新型の亜種の特定と理解に取り組むと同時に、ウイルスの拡散を遅らせるのに役立つ」

詳細は CDC の公式サイトで確認できます。

なお、米国と国境を接するカナダやメキシコは、28日の時点で中国からの渡航者に対する規制の強化は発表していません。

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