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アメリカの主要20空港で検疫強化 新型コロナウイルス対応

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疫病予防管理センター(CDC)は新型コロナウイルス対策として、先週からサンフランシスコ、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、アトランタの空港で旅行者の体調確認を行ってきましたが、検疫所(quarantine station)のあるアメリカの他の15の空港でも検査を行うと発表しました。これには、シアトル・タコマ国際空港も含まれています

合計20の空港にある検疫所では、中国からの旅行者に感染の症状が出ていないか確認する作業が行われます。中国からの旅行者は、飛行機を降りた後、検疫所で検査のための質問を受けることになるほか、追加の検査を受けることになる可能性もあるとのことです。

アメリカで最初の新型コロナウイルス感染ケースはワシントン州スノホミッシュ郡で1月21日に確認されました。武漢から帰国したという患者の男性は30代で、エベレット市のProvidence Regional Medical Center に入院しています。また、ワシントン大学シアトル校の生徒3人も検査を受け、一人は感染していないことが確認されましたが、二人はまだ検査の結果を待っている状態です。

シアトル・タコマ国際空港の検疫所の詳細はこちら。その他の各検疫所の詳細も、CDC の公式サイトで確認できます。

NBC が報じた中国政府の発表によると、28日の時点で感染者は5,974人、死者は132人となっています。



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