シアトルのワシントン大学ボート部の栄光を描いた、クリスマスにぴったりの感動物語が公開されます。
1936年に開催されたベルリンオリンピックで金メダルを獲得し、世界をあっと言わせたワシントン大学男子ボート部。ダニエル・ジェームズ・ブラウンが少年たちの手記などをもとにその伝説的な活躍を描いたベストセラー小説『ボーイズ・イン・ザ・ボート』が映画化され、予告編が公開されました。
監督はハリウッドを代表する俳優ジョージ・クルーニー、主演はジョエル・エドガートンとカラム・ターナー。予告編では、シアトルでは馴染み深い水辺が映し出され、また、ワシントン大学の歴史的な ASUW Shell House が映像技術を駆使して再現されています。
あらすじ
大恐慌時代のアメリカ。家族もおらず、将来の希望もないティーンエイジャーのジョー・ランツは、木材伐採労働者、造船所労働者、農家の息子で構成されたブルーカラーなワシントン大学ボート部で8人乗りのチームの一員となる。そして、誰もが想像しなかった記録を打ち出し、夏季オリンピックで東海岸やイギリスのエリートチームと対戦するが…。
ローイング競技とは
ローイング競技は、オールを使って細長いボート(艇)を漕ぎ、その着順を競うスポーツ。その中でも8人の漕手と舵手1名が乗って競う「エイト」は花形です。
ワシントン大学ボート部
ワシントン大学で最も古い運動部のひとつであるボート部は、1899年に地元経済界の支援で創設され、1903年にインカレに初出場を果たしました。
以来、19回の全国優勝を果たし、1936年のオリンピックでは金メダルを獲得するなど、多数のオリンピック選手を輩出しています。
詳しくは asuwshellhouse.uw.edu と washingtonrowing.com をご覧ください。