5月18日（土）の満月は「Blue Moon」。通常、ひとつの季節には3回の満月が見られますが、年によっては4回も見られることがあり、今年の5月がそれにあたります。
「Blue Moon」には、「Seasonal Blue Moon」と、「Monthly Blue Moon」の2種類があります。
ひとつの季節に満月が4回見られる場合、3番目の満月は、「Seasonal Blue Moon」と呼ばれます。2～3年に一度は起きる現象で、次に起きるのは2021年です。
また、1ヶ月に満月が2回見られる場合、2番目の満月は、「Monthly Blue Moon」と呼ばれます。
この珍しい現象にちなんで、英語では「とても稀なこと」を "once in a blue moon" などと言うようになったと言われています。
timeanddate.com によると、1550年から2650年の1100年間で、季節の Blue Moon が起きたのは408回で、月の Blue Moon が起きたのは456回。どちらかの Blue Moon がだいたい2～3年おきに起きることになりますが、月のほうはより頻繁に起きることがわかります。
Farmers’ Almanac によると、今アメリカで使われている満月の名前は現在の米国の東部と北部に住んでいたネイティブ・アメリカンによる呼び名にちなんでいるそう。5月は「Flower Moon」です。1月から12月までの満月の呼び名はこちらをご覧ください。
