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日本人・日系アメリカ人強制収容「大統領令9066号」から82年

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第2次世界大戦中の日本人・日系アメリカ人強制収容を実行させた大統領令9066号の発令から、2024年で82年。この歴史について知り、米国が同じ過ちを二度と繰り替えさないよう求める催しが、シアトルを含む全米各地で行われます。

カリフォルニア州インヨー郡にあったマンザナー強制収容所跡の慰霊塔
Photo by Edoardo Frezet on Unsplash

日本によるハワイの真珠湾攻撃から約2ヵ月後の1942年2月19日、フランクリン・D・ルーズベルト大統領は大統領令9066号(Executive Order 9066)に署名し、国家の安全保障にとって「脅威」とみなされるすべての人物の強制退去を可能にしました。

これにより、当時ワシントン州・オレゴン州・カリフォルニア州・アリゾナ州に住んでいた約12万人の日本人と日系アメリカ人が、カリフォルニア州、アイダホ州、ユタ州、アーカンソー州、ワイオミング州、アリゾナ州、コロラド州の自然環境の厳しい内陸部10カ所に作られた収容所に強制収容されました。そのうち約3分の1は日本から移住した日本人(一世)、約3分の2はアメリカ生まれのアメリカ人(二世)でした。

現在、2月19日は『Day of Remembrance』と名付けられ、その前後にはこの歴史を後世に伝えるためのさまざまな催しが行われます。2024年にシアトル地域で開催される主なイベントは次のとおりです。

こうした過ちが二度と繰り返されないよう求める活動を続けているシアトルの非営利団体 Densho は、強制収容経験者の体験談を映像や記事で記録し公開しています。日本語版はこちら

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