シアトル・サウンダーズ、MLS ウエスタン・カンファレンス決勝で敗退
シアトル・サウンダーズFCは30日、カリフォルニア州カーソンにある Dignity Health Sports Parkで行われたMLSウェスタン・カンファレンス決勝で LA ギャラクシーに1-0で負け、シーズンが終了しました。LA ギャラクシーが決勝に進出したのは2014年以来初めて。MLS Cup 決勝の対戦相手はニューヨーク・レッド・ブルズ。開催日は12月7日、会場はカリフォルニア州カーソンにある Dignity Health Sports Park。
アップルのユニバーシティ・ビレッジ店で抗議活動
11月29日のブラックフライデーに、シアトルのユニバーシティ・ビレッジにある Apple Store で活動家たちが抗議活動を行い、Apple は店舗を予定より早く閉店しました。KOMO4などによると、活動家らは、Apple がコンゴ民主共和国における児童労働や搾取的な資源採掘に関与していると非難し、また、パレスチナ問題に関する主張も行いました。警察は、店舗閉鎖後に退去警告を出しました。同社はシアトルでの抗議活動について声明を出していません。
メキシコ産のきゅうりのリコール サルモネラ菌汚染で
サルモネラ菌汚染が原因で、メキシコ産のきゅうりがリコールされています。このきゅうりは、Agrotato, S.A. de C.V.によって栽培され、業務用または小売用の段ボール箱に包装され、SunFed Produce, LLCが 販売していました。現時点で、ここワシントン州を含む19州で68人が不調を訴え、18人が入院しています。詳細は CDCの公式サイトでご覧ください。
日本がグローバルエントリーのパートナー国に
11月27日より、日本もグローバルエントリー・プログラムのパートナーとなりました。これにより、米国永住権を保持していない日本国籍保持者も申請できます。CBPの発表はこちら。
また、グローバルエントリーの新しい公式アプリが公開されました。シアトル・タコマ国際空港での入国にも使用できるとのことです。詳細はCBPの公式サイトで確認できます。
シアトルのブルース・ハレル市長、2025-2026年の市の2年予算を正式に承認
シアトルのブルース・ハレル市長は27日、2025-2026年の市の2年予算(総額85億ドル、うち19億ドルは一般基金)を正式に承認しました。ニュースリリースによると、2億5000万ドルの財政赤字に対応するため、市議会で採択された最終予算には、公共の安全の向上、住宅の手頃さとホームレス問題への対策、中小企業の支援、そして活気に満ちた健康的な地域社会の構築など、市長が提案した予算に含まれていた多くの優先投資分野が反映されています。
ワシントン州の全39郡、2024年一般選挙の結果を認証
ワシントン州の郡開票委員会は26日、2024年一般選挙での全39郡の開票結果を認証しました。これは、選挙後21日間の必須監査と開票確認を経たものです。一般選挙には、大統領選挙だけでなく、連邦、州、および地方の選挙やイニシアチブなどが含まれ、ワシントン州では有権者の78.9%にあたる390万人以上が投票しました。ワシントン州務長官室は州全体の結果を12月4日に認証し、すべての州および連邦レベルの選挙結果を最終確定させます。さらに、ワシントン州の選挙人団は12月17日(火)に招集され、12人の選挙人が大統領と副大統領に対する投票を行います。選挙結果や統計、投票者向けリソースについて詳しくは、sos.wa.gov/elections をご覧ください。
シアトル・マリナーズ、2025シーズンの観戦チケット発売、コーチ陣発表
シアトル・マリナーズが、2025シーズンの観戦チケットの販売を開始し、新たなコーチ陣を発表しました。監督は昨年8月に就任したダン・ウィルソンが続投し、打撃コーチにはアトランタ・ブレーブスで打撃コーチを務めたケビン・セイツァーとそのアシスタントを務めたボビー・マガラネスが新たに加わりました。そして、昨年8月に暫定的に打撃コーチとして復帰したエドガー・マルティネスが打撃戦略の上級ディレクターに就任しています。
スターバックス、手作業で従業員の給与を計算 パナソニック傘下のBlue Yonderへのランサムウェア攻撃で
サプライチェーン管理(SCM)や小売計画のソフトウェアを提供する大手企業 Blue Yonder(本社:アリゾナ州スコッツデール)がランサムウェア攻撃を受けた影響で、同社のサービスを利用しているスターバックス(本社:シアトル)などがクラウドベースのツールを使えない状況に陥っていることが報じられています。ブルームバーグや CNN などによると、ブルー・ヨンダーのサービスに障害が生じたのは今月21日で、スターバックスはアメリカとカナダの従業員のスケジュール管理や就業時間、給与の支払いを手作業で記録する状態になっています。同社店舗の営業に影響は起きていないとのことですが、現時点でブルー・ヨンダーからサービス復旧の目処について発表はありません。
シアトル公立学区、学校統合案を進めないことを発表
シアトル公立学区のブレント・ジョーンズ学区長は25日、財政難の対策として提案していた学校の統合案を進めないことを発表しました。シアトル・タイムズやKIRO7など地元メディアによると、学校閉鎖によって約550万ドルの節約が見込まれていましたが、地域社会の強い反発を受け止め、立法措置や住民投票による課税更新を通じて財政問題を解決する計画を立てています。この変更案は、26日の夜に学校委員会による承認が予定されています。
極端な天候の頻発に耐えうる電力網の近代化などの対策が必須
今月19日から20日にかけて発生した爆弾低気圧は、ワシントン州西部の63万戸以上で停電を引き起こし、25日午前の時点でまだ1万戸以上で復旧していません。特に被害が深刻なイーストサイドでは、25日午前10時5分の時点でピュージェット・サウンド・エナジーの1万246戸がまだ停電していました。シアトル・タイムズは、今回の件はワシントン州の電力網の脆弱性を露呈したとして、その主な原因と解決策を分析する記事を掲載しています。主な原因として挙げられるのは、老朽化した送電線や設備が強風や倒木に耐えられなかったこと、気候変動の影響で極端な天候が頻発して電力網に負担をかけていること、送電線周辺の森林がうまく管理されていないこと。解決策としては、送電線を地中に設置するなど電力網の近代化や、送電線周辺で定期的に森林を伐採すること、持続可能なエネルギーへの投資と災害対応計画の強化が含まれます。
キング郡、強風被害による不動産税負担軽減 不動産所有者支援プログラム
キング郡評価局(King County Department of Assessments)は、今月19日・20日に襲来した爆弾低気圧によって深刻な被害を受けた不動産所有者を対象に、不動産税軽減(property tax relief)のオンライン申請を提供しています。州法に基づき、所有者の責任外で不動産が被害を受けた場合、評価額の減額による不動産税の軽減を申請っできます。なお、申請には消防局の報告書や保険調査の見積もりなど、被害の証明が必要です。詳細はこちらをご覧ください。または、キング郡の Destroyed Property Form をダウンロードしてください。
感謝祭の連休中の渋滞予想
パンデミック後、シアトル大都市圏では再び交通量が増え、道路が空いている時間を見極めるのは難しくなっていますが、連休やホリデーシーズンは交通量がさらに増加します。今月28日(木)の感謝祭前後も例外でなく、I-90、US-2、I-5など主要な高速道路やハイウェイでは混雑や遅延が予想されるほか、ワシントン州フェリーでは11月27日(水)から12月1日(日)の間に30万人近くが利用することが予想されているため、待ち時間が長くなる可能性があります。出発前に、ワシントン州運輸局の混雑予測を参考にしてください。基本的に、早朝または深夜以外は混雑し、日中はピークになります。事故や緊急の道路修理が発生すれば、移動時間がさらに長くなる可能性もありますので、余裕を持って出かける必要があります。
シアトル・サウンダーズ、MLS ウエスタン・カンファレンス決勝進出
シアトル・サウンダーズFCは23日、MLSウェスタン・カンファレンス準決勝でLAFCを延長戦の末2-1で破り、7回目のカンファレンス決勝進出を決めました。ジョーダン・モリスが109分に決勝ゴールを挙げ、LAFCは59分にオウンゴールを記録。モリスは通算9得点目のプレーオフゴールで、現役最多得点のラウル・ルイディアスに並びました。GKステファン・フライは9セーブを記録し、プレーオフでの自己最多タイを達成。LA ギャラクシーと対戦する決勝戦は11月30日午後7時(PST)からカリフォルニア州カーソンにある Dignity Health Sports Parkで行われます。詳細はこちら。