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シアトルで停電に備える:暴風雨が多い冬を中心に知っておきたい停電対策と暖房の準備

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ワシントン州西部では、季節を問わず暴風雨や強風により停電が発生する可能性があります。特に冬(11月〜2月頃)は暴風雨が増えるため、停電の発生頻度も高まります。米国国立気象局(National Weather Service:NWS)は、強風が予想される際に Wind Advisory や High Wind Watch / High Wind Warning を発表し、繰り返し注意喚起を行っています。この記事では、停電の前後に備えておきたい具体的な対策と、冬に重要となる暖房の準備をまとめました。

目次

天気予報・強風注意報・警報などの情報をチェック

1. Wind Advisory / High Wind Watch が出たら、停電の可能性を考える

NWS の基準によれば、以下のような状況で注意報や警報が発表されます。

  • Wind Advisory
     持続風速 31〜39 mph(約50〜63 km/h)または突風 46〜57 mph(約74〜92 km/h)
  • High Wind Watch / Warning
     持続風速 40 mph(約64 km/h)以上または突風 58 mph(約93 km/h)以上

シアトル地域は針葉樹が多く、地盤が湿りやすいため、強風による倒木・電線損傷が起きやすく、停電に結びつきやすいとされています。特に停電しやすい地域では、これらの警報が出た時点で、停電の可能性を考えて準備を始めることがおすすめです。

2. gust(突風)が強いと停電リスクが上昇する

gust(突風)は1〜2秒の強い風のことで、倒木や飛来物の原因になりますし、停電リスクも高まるため、早めの備えが重要です。

gust(mph)の瞬間最大風速gust(km/h)リスクの目安
35〜45 mph約56〜72 km/h軽度の停電の可能性
46〜57 mph(Wind Advisory)約74〜92 km/h枝折れ・倒木で停電が起きやすい
58〜 mph(High Wind Warning)約93 km/h 以上広範囲で停電が発生する可能性

3. スマートフォンでも確認

現在のスマートフォンでは、多くの天気アプリで以下の警報が表示されます。

  • Wind Advisory
  • High Wind Watch
  • High Wind Warning
  • gust(瞬間最大風速)

強風の予報を見たら、すぐに行いたい準備

NWS はウェブサイトやソーシャルメディアなどで強風の予報を出しています。上記はX での投稿です。こんな強風の予報を見たら、下記を準備することがおすすめです。

  • スマートフォン、モバイルバッテリーの満充電
  • ガソリン補給 / EV のフル充電
  • 懐中電灯・予備電池の準備
  • 屋外の物を片付けて飛来物を防止
  • 暖房器具など停電時に必要な物をチェック
  • 電気以外の暖房を用意(灯油、プロパン、薪など)
  • 電力会社アプリで最新情報を得られるよう設定
  • 備蓄品をチェック
  • 医療機器(例:CPAP)が電源を必要とするか確認
  • 冷蔵保存が必要な薬があるか確認
  • 屋外の家具や遊具などの固定
  • ゴミ箱をガレージに移動

電気機器の一覧を作って、充電しておく必要があるものや、停電する場合はシャットダウンしておくもの、電源を抜いておくものなどを把握しておきます。

在シアトル日本国総領事館の備蓄品チェックリスト
Puget Sound Energy の緊急時の準備リスト
米国政府 Ready.gov の防災用品リスト

停電しそうな場合

Photo by Tori Wise on Unsplash
  • 家電の電源を切る
  • ブレーカーと主電源の位置を確認
  • ガレージ電動シャッターの手動操作の確認
  • 電力会社アプリのインストール
  • 室内の足元を整理(停電の時につまづいて転倒することを防ぐ)
  • 発電機を持っている場合は、稼働の準備
  • 緊急食料・物資の確保
  • 天然ガス・電気の遮断方法の確認
  • 高齢者・障がい者・ペットへの対応準備
  • 停電でも使える電話機を用意
  • 別の地域に住んでいる家族や友人の緊急連絡先を用意
  • 電話がかけられない時のスマホでのテキスト送信方法の確認
  • カセットガス燃料を使う卓上コンロを用意 
    例:Iwatani 35FW Single-Burner Butane Portable Cooktop
    例:Chef Master 15,000 BTU Butane Portable Camp Stove
  • 卓上用コンロのカセットガス燃料があるか確認
    例:Chef Master

発電機使用時の注意:Consumer Product Safety Commission(CPSC)は、発電機を屋内・ガレージでは使用しないよう警告しています。必ず建物から20フィート(約6m)以上離して使用します。

停電中にしておきたいこと

  • 電力会社のウェブサイトやアプリで停電地図(outage map)を確認
  • 電力会社のウェブサイトやアプリで停電を報告(report outage)
  • 冷蔵庫・冷凍庫を開けない
  • 食品温度が 40°F(約4℃)以上なら廃棄
  • 電力会社アプリで状況確認
  • 倒木・落下電線に注意し外出を控える

冬の停電の時にすること

  • 電気以外の暖房を使用する(下記参照)
  • ドアや窓の隙間を塞ぐ
  • カーテンを閉めて室内の熱を保持する
  • 重ね着で体温を維持する
  • 一部屋に集まって生活する
  • 室内テントで保温効果を上げる
  • 卓上コンロで調理

電気以外の暖房器具を準備すること

  • 灯油ヒーター(kerosene heater):灯油(kerosene)はガスステーション(ガソリンスタンド)などで購入できます。換気必須。室内使用が可能なモデルかどうかを確認しましょう。
    例:Sengoku Indoor & Outdoor Kerosene Heater
  • プロパンヒーター(propane heater):室内使用が可能なモデルか必ず確認しましょう。こちらも換気必須で、一酸化炭素警報器の併用が推奨されています。
    例:9,000 BTU Portable Buddy Radiant Propane Heater
  • ガス暖炉(Gas Fireplace):停電時に使用できるか、点火方式を確認しましょう。
  • 薪ストーブ(Wood Stove):排気設備の点検が必要。
  • 暖炉(fireplace):すでに取り付けられていて、煙突がつながっています。煙突内の掃除具合をチェック。
  • 床暖房(Radiant Floor Heating): ガスボイラー式は停電時も作動する場合あり。
  • 電池式・充電式暖房器具:部分的な保温に有効。

まとめ

シアトル地域では、暴風雨が多い冬を中心に停電が発生することがあります。NWSの風の警報や突風の予測を確認し、早めに備えることで、停電時の安全と生活がかなり変わります。また、電力会社が提供する公式情報を活用し、家庭ごとに適切な準備を進めておきましょう。

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