
シアトル美術館:ファーム・トゥ・テーブル ー 印象派が描いた「食」と「アート」、そして「アイデンティティ」
2025年10月23日(木) – 2026年1月18日(日)
クロード・モネ、ポール・ゴーギャン、エヴァ・ゴンザレス、ピエール=オーギュスト・ルノワールなど著名な印象派画家による50点以上の作品を展示し、19世紀末フランスにおけるアート、美食文化、そしてナショナル・アイデンティティの交差点を探ります。アメリカ西海岸では唯一、そして巡回展の最終開催地となる特別展です。
19世紀末のフランスでは食文化が国家の誇りと結びついており、農場から市場、そして食卓までの過程がアートとして描かれていました。本展では、風景画や市場の情景、静物画、ジャンル画、彫刻などを通じて、当時の社会・経済・文化を読み解くことができます。
シアトル美術館所蔵のモネによる『Fishing Boats at Étreta』も特別出展されます。
食卓で語り合う展示空間
会場には、来場者同士が対話できる「ダイニングテーブル」が設置され、展示テーマに関連した問いかけが用意されています。印象派が描いた「人と食」の世界を、来場者自身が体験し、共有することができる参加型の演出です。
関連イベント・プログラム
展覧会にあわせ、SAMでは多彩なプログラムが開催されます。
- SAMショップ特設ポップアップ
地元アーティストのエプロンやフランス輸入のチョコレート、料理本、レシピノートなどを販売。 - ガイドツアー(土日 13:15〜)
専門ドーセントによるツアーで、作品背景や時代の魅力を深く学べます(入館料に含む)。 - SAMトークス(第2木曜夜)
展覧会テーマや食文化史を専門家が解説。 - SAMフィルムズ(土曜日上映)
10月25日〜12月27日、展示に関連した映画シリーズを上映。
会場
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