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シアトル&カナダ・バンクーバー B.C. 『初心者におすすめ!メジャーな観光スポット5選』

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カナダ・バンクーバーB.C.

自然と街が調和した美しい街
カナダのブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー B.C.

カナダのバンクーバー B.C. は、北米有数の世界都市と言われ、「世界で最も住みやすい国」ランキングでもよく上位に入っている美しい街です。

車で行く場合、シアトルのダウンタウンからバンクーバーのダウンタウンまで約3時間なので(※国境の混み具合にもよります)、日帰りでも観光しに行ける外国として大人気。

そこで今回は、バンクーバー B.C. 最大の日本語情報サイト 『LifeVancouver』 さんに、バンクーバー B.C. で絶対に行きたい定番観光スポット5選を聞いてきました!

後半ではバンクーバー B.C. からシアトルへ旅行する方に向けて、ジャングルシティが選ぶシアトルの5大観光スポットも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

※ワシントン州南部にある都市バンクーバーと区別するため、シアトルではカナダのバンクーバーを基本的に「Vancouver B.C.」(バンクーバー・ビーシー)と呼びます。

カナダ・バンクーバーB.C.

1. 年間800万人以上が訪れる都会の緑のオアシス スタンレー・パーク

スタンレー・パーク

写真提供:LifeVancouver

バンクーバーのダウンタウンにある400ヘクタールの広大な公園がスタンレー・パークです。そう、ダウンタウンに自然豊かな超巨大公園があるんです。

観光客だけでなく地元の人たちにも大人気の場所で、自然を楽しみたいときに気軽に遊びに行くことができます。スタンレーパーク内では友人や家族と散歩をしたり(海岸沿いに長い遊歩道があります)、ジョギング、サイクリングを楽しんでいる人を多く見かけます。

「シアトルから行ってみたいけどサイクリングするにも自転車が無い」という方もご安心ください。スタンレー・パーク近くにレンタルバイクショップが多数あります。

スタンレー・パーク

写真提供:LifeVancouver

公園内にはバンクーバー水族館やローズガーデンなど様々な観光スポットがあり、公園の東にはカナダ先住民のトーテムポールが並ぶ人気の写真撮影スポットがあります。そのトーテムポールがある場所あたりから見えるダウンタウンの風景も名物の一つです。時間があれば、日中だけでなく夜のダウンタウンの風景も見てみて欲しい場所です。

2. オシャレな雰囲気。ショッピングや食事の他に夜の灯りも楽しみたいガスタウン

ガスタウン

写真提供:LifeVancouver

バンクーバー発祥の地といわれるガスタウン(ギャスタウンとも呼ばれます)。レンガ造りの建物が並び、歩道が石畳になっていて、バンクーバーの中でも特にオシャレな雰囲気が楽しめます。

ダウンタウンにあるウォーターフロント駅から歩いてすぐのところにあるため、観光地として非常に人気です。ギフトショップや地元民にも人気のレストラン、カフェなどがずらりと並び、世界でただ一つといわれるアンティーク調の蒸気時計「Steam Clock」の前はいつも観光客で賑わっています。

ガスタウン

写真提供:LifeVancouver

夜の灯りもとてもきれいでガスタウンの雰囲気がガラリと変わるのですが、ガスタウンにはあまり治安がよくないエリアも存在するので、夜はなるべく一人では歩かないようにしてください。

ガスタウン(Gastown)
【住所】(Steam Clock):305 Water St, Vancouver, BC V6B 1B9(地図
ガスタウン公式サイト

3. マーケット好きはマスト!グランビル・アイランド

グランビル・アイランド

写真提供:LifeVancouver

グランビル橋の下にあるグランビル・アイランドは、バンクーバー・ダウンタウンからバスで気軽に訪れることができる人気の観光スポットの一つです。けっこう広いので、ガッツリ楽しもうと思えば半日くらいはかかるかもしれません。

グランビル・アイランドで特に有名なのはパブリックマーケットで、 「これぞ海外のマーケット!」という雰囲気を味わうことができます。新鮮な野菜果物はもちろん、お肉屋さん、お魚屋さん、ベーカリーやフラワーショップなどがマーケット内にあり、いつも人で賑わっています。

また、マーケット内にある Lee’s Donuts はいつも行列ができるほど人気です。

グランビル・アイランド

写真提供:LifeVancouver

その他にもグランビル・アイランドにはかわいい雑貨やキッチン用品が買えるお店や、オシャレなレストランが数多くあります。子どもたちが喜ぶキッズ・マーケットもあるので、ファミリーで訪れてもOK!日本酒がお好きな方にはアイランド内にある日本酒蔵 『Artisan SakeMaker』 をオススメします。

特別な人へのお土産を探す場所としても最適です。

グランビル・アイランド(Granville Island)
【住所】パブリック・マーケット:1689 Johnston St, Vancouver, BC V6H 3R9(地図
グランビル・アイランド公式サイト
LifeVancouver:【グランビルアイランド】7つのエリア別、大人気観光スポット特集

4. バンクーバー民の憩いの場 イングリッシュ・ベイ

イングリッシュ・ベイ

写真提供:LifeVancouver

ダウンタウンからバスで気軽に行くことができるバンクーバー民の憩いの場といえば、イングリッシュ・ベイです。天気の良い日や週末には、芝生に寝転んだり、太陽を浴びながら本を読んだり、友人といっしょにビーチバレーをしたり、ビーチ沿いを散歩したりと、みんな思い思いの時間を過ごしています。

毎年夏には国別花火大会 Celebration of Light の会場にもなっていて、非常に多くの人が集まります。天気の良い日の夕暮れどきには、茜色に染まったような空を眺めることができるかもしれません。

イングリッシュ・ベイ

写真提供:LifeVancouver

ちなみにイングリッシュ・ベイのそばには花崗岩を積み上げて人間の形をしたイヌクシュク(Inukshuk)があり、なんと高さは6メートルもあります。イヌクシュクは、2010年のバンクーバー冬季オリンピックの公式エンブレムのモチーフになったことでも知られています。ぜひ写真を撮りに行ってみてください。

イングリッシュ・ベイ(English Bay Beach)
【住所】 Beach Ave, Vancouver, BC V6C 3C1(地図
バンクーバー市公式サイト

5. バンクーバーで最も賑わうショッピング通り ロブソン・ストリート

ロブソン・ストリート

写真提供:LifeVancouver

バンクーバーで最も有名なショッピング街、ロブソンストリート。ダウンタウンの中心部に位置しているので、訪れやすさも魅力です。ギフトショップ、カフェ、カジュアルな飲食店、Roots や Lululemon、Aritzia、Herschel Supply Co. など有名ブランド店舗が数多く並び、欲しいものがロブソン・ストリートで一通り揃ってしまうかもしれません。

日本発の『MUJI』(無印良品)やテツおじさんのチーズケーキの店舗もあり、日本の食料品を取り扱うみんなのコンビニ屋も人気です。さらにラーメン屋やとんかつのお店など日本食のレストランもロブソン沿いに多くあるため、「バンクーバーで日本を味わいたい!」という方にもオススメできます。

ロブソン・ストリート(Robson Street)
【住所】 『MUJI』ロブソン店:1125 Robson St, Vancouver, BC V6E 1B5(地図

ジャングルシティが選ぶシアトルの5大観光スポット

シアトル

米国北西部にある都市シアトルは、海・湖・山に囲まれたワシントン州最大の都市。シアトライト(シアトルの人)にシアトルのいいところを聞いたら、やっぱり「海や山などの自然が近い」「コーヒーがおいしい」「気候がおだやか」「シーフードがおいしい」といった答えが返ってきます。そう、世界的には「雨の多い街」として知られていますが、実は秋から春にかけて雨が多くなるものの、夏はカラッとした天気が続き、釣りやハイキング、マリンスポーツ、スノースポーツと、アウトドアアクティビティが趣味の人にはピッタリなところ。地元産の海の幸・山の幸・農作物を通して、四季の移り変わりも感じられます。

ここでは、そんなシアトルに初めて来る方に向けて、ジャングルシティが選ぶ「シアトルの5大観光スポット」をご紹介。シアトルにいる人ならだれでも知っている定番なので、シアトル旅行の際はぜひ訪れてみてください。

1. 街のシンボル スペース・ニードル

シアトル

言わずと知れた、シアトルのシンボル的存在のスペース・ニードル。高さ605フィート(184メートル)のタワーに宇宙船がくっついているような見た目から、「地球存亡の危機が来たら、てっぺんが宇宙船になって飛んでいくのだ」というジョークがあります。

チケットは結構高いのですが、地上520フィート(約158m)の展望台からシアトルを一望できる上、世界で唯一の360度回転するガラスの床の展望台を歩くというスリルも味わえるんですよ。シアトル万国博覧会(World’s Fair)が開幕した1962年4月21日にオープンして以来、何かあればてっぺんにいろいろな旗が掲げられて、街全体を盛り上げる役目も担っています。

スペース・ニードル(Space Needle)
【住所】 400 Broad Street, Seattle(地図
【公式サイト】www.spaceneedle.com

2. いろいろ詰まったおもちゃ箱のような市場 パイク・プレース・マーケット

シアトル

シアトルに来た人は必ず立ち寄るのが、1907年にオープンし、今や米国で最も歴史の長い公衆市場となったパイク・プレース・マーケット。いろいろなお店が詰まったおもちゃ箱のようなマーケットですが、魚投げとフィッシュ哲学で有名な魚屋、スターバックスの1号店があることで、観光客をひきつけています。そうそう、口に入れて噛んだガムをなすりつける、世界一汚い観光スポットと言われたガムウォールがあるのもこちらです(笑)。

シアトル

マーケットで農産物を販売する様子 『Song of the Joy』
©Pike Place Market

このマーケットの歴史には、戦前に日本からシアトル地域に移住した日本人の移民も深く関わっているので、「パイク・プレース・マーケットの発展に貢献した日系人の歴史を伝える切り絵『Song of the Earth』」をご一読いただくとともに、マーケットを訪れた際は正面入口の天井近くに展示された日系の歴史を伝える切り絵作品をご覧になってみてください。マーケットで食べられるグルメは「シアトルで食べておきたい!パイク・プレース・マーケットのグルメ10選」もご参考に。

パイク・プレース・マーケット(Pike Place Market)
【住所】1st Avenue & Pike Street, Seattle(地図
【公式サイト】www.pikeplacemarket.org

3. スターバックス1号店&ロースタリー1号店

シアトル

スターバックス1号店

パイク・プレース・マーケットの一角にある、世界企業スターバックスの1号店。1971年の創業当時に使われていたロゴ(胸を露出した人魚の下半身の魚部分が左右に分かれているリアルな絵)が目印です。夏は特に観光客の長い行列ができているので、すぐに見つけられるはず。小さな店舗は、座る場所はなく、ドリンクやお土産を買うだけ。特にこの店舗でしか販売されていない 『Pike Place Market』 の文字が入ったマグカップなどはお土産に人気。店の前でミュージシャンらによるパフォーマンスが楽しめることもあります。
https://www.junglecity.com/wp-content/uploads/2018/01/starbucks-original-1.jpg

シアトル

スターバックス ロースタリー1号店

この1号店から9ブロック離れたところにあるのが、希少価値のある高級コーヒー豆のライン 『スターバックス リザーブ®』 の焙煎工場を中心に備えたリザーブ®・ロースタリー・アンド・テイスティング・ルームです。高級ラインを打ち出したスターバックスの新しい旗艦店で、2014年のオープン以来、観光客でにぎわっています。工場が大好きな人はぜひ! 巨大な焙煎機から出てくる焙煎されたばかりの豆を見たり、焙煎機からチューブを通ってきた豆がザラザラとサイロの中に落ちていく様子が間近で見られます。詳しくは「ファンがシアトルで行くべき、9つのスタバ」をご一読ください。

4. 大観覧車 シアトル・グレート・ホイール

シアトル

2012年6月末にウォーターフロントのピア57にオープンした観覧車。全長175フィート(約53メートル)は西海岸最大で、年中運営している観覧車の中では全米最大規模なんです。15~20分かけてピュージェット・サウンドやダウンタウン、スペース・ニードルなどの景色を楽しめるようになっていて、中には座席が革張りで床がガラス張りになっているVIP専用ゴンドラは、海の方を回る時は特にスリルがあります。暗くなってから乗った方によると、真っ暗な海に降りていく時もかなりドキドキするとのことでした。「シアトルの展望スポット 9選」をご参考に。

シアトル・グレート・ホイール(Seattle Great Wheel)
【住所】Pier 57, 1301 Alaskan Way, Seattle(地図
【公式サイト】seattlegreatwheel.com

5. シアトル・マリナーズ観戦

シアトル

カナダのバンクーバーB.C.から一番近いメジャーリーグの球場と言えば、シアトル・マリナーズの本拠地 T-Mobile Park。マリナーズはかつてイチローさん(現在はマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクター)など日本人選手がプレーしていたこともあり、日本人にはとても馴染み深いチームです。2022シーズンは21年ぶりにポストシーズン出場を果たし、来年に期待がかかります。観戦についての詳細は「シアトル・マリナーズ 試合観戦ガイド」で。

カナダ唯一のMLBのチームであるトロント・ブルージェイズと対戦する時は、球場内がブルージェイズの青い帽子をかぶったファンで埋め尽くされますよ!

シアトル・マリナーズの本拠地 T-Mobile Park
【住所】1250 1st Avenue South, Seattle(地図
【公式サイト】www.mlb.com/mariners

シアトル&バンクーバーB.C.

いかがでしたか?住んでいる方でもまだ行ったことのない場所があれば、ご家族やお友達が遊びに来た時などにでも、ぜひ行ってみてください。そして、この記事をシアトルではないところから見てくださっている方も、シアトルやバンクーバー B.C. を訪れる際は参考にしていただけると嬉しいです。

ジャングルシティは、シアトルとカナダ・バンクーバーB.C.の日系コミュニティをもっと盛り上げるため、バンクーバーB.C.最大の日本語現地情報サイト 『LifeVancouver』 さんとコラボすることになりました!引き続き、『LifeVancouver』 スタッフさんからご提供いただく情報を織り交ぜながら、このコーナーでバンクーバーB.C.の情報をシェアしていきます。お楽しみに!

バンクーバー B.C. 最大の日本語情報サイト LifeVancouver
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掲載:2022年10月

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