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シアトルで食べておきたい!パイク・プレース・マーケットのグルメ10選

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パイク・プレース・マーケット

シアトルには、新鮮なシーフードや野菜、果物はもちろん、こだわりのコーヒーやワイン、ビールが味わえるカフェ、世界各地からの移民が持ち込んだ食文化を取り入れた、多様な食文化があります。農業も盛んなことから、各地でファーマーズ・マーケットが開催され、一般的なスーパーマーケットにも「オーガニック」や「ローカル」と表示された食材が多く、地元の旬の食材にこだわる人が増えています。ここではそんなグルメな街シアトルの観光名所、パイク・プレース・マーケットでローカルの食材にフォーカスしたレストランやカフェをご紹介します。

もくじ

1. クラムチャウダー

Pike Place Chowder

食事時は行列ができる、クラムチャウダーが有名な店。一番人気は濃厚なニューイングランド・クラムチャウダー。そのほかにはマンハッタン・チャウダー(トマトベース)、スキャロップ・チャウダー(ホタテ)、オヒョウ(白身魚)・サーモン・海老が入ったシーフード・ビスクなども。ダンジネス・クラブという地元産のカニをふんだんに使ったオリジナルのダンジネスクラブロールも試してみる価値ありです。食事時は行列ができます。

Pike Place Chowder
600 Pine Street, Seattle
www.pikeplacechowder.com

2. 濃厚チーズ

Beecher's Handmade Cheese

保存料・着色料・化学調味料は一切使用せず、自然の味を引き出したシアトル発の有名なチーズ。塩分が結構高めなので、グリルド・チーズ・サンドイッチや、マック&チーズがおすすめ。店内に少しだけカウンター席があり、ガラス越しにチーズ作りの一部を見ることができます。マック&チーズはかなり濃厚!2019年末時点で、シアトルのパイク・プレース・マーケット本店だけでなく、シアトル・タコマ国際空港、ベルビュー市、ペイン・フィールド(地方空港)、そしてニューヨークのフラットアイアン・ディストリクトにあるレストラン『The Cellar』内に店舗があります。

Beecher’s Handmade Cheese
1600 Pike Place, Seattle
www.beechershandmadecheese.com

3. クランペット

シアトル唯一のクランペット専門店。1976年にゲイリー・ラサターさんとナンシー・マクフォールさん夫妻が開店し、現在は息子のロビン・ラサターさんが経営しています。クランペットとはイギリス風のパンケーキのことで、本来は家庭で作ったり、ティーハウスでサイドメニューとして注文したりするもの。表面は香ばしく、中はふっくらと焼き上がっており、もちもちとした食感と酸味のある味が病み付きになりそうなおいしさです。シンプルにバターやジャムと食べてもいいですし、天然サーモン入りクリームチーズとキュウリ、ペストとイングリッシュ・チーズとトマトなども人気。お茶もコーヒーもおかわり無料です。

The Crumpet Shop
1503 1st Avenue, Seattle
www.thecrumpetshop.com

4. ノースウエスト風ピロシキ

1992年に開店したピロシキの専門店。材料を混ぜあわせるところから形作るところまで手作業で作られ、ロシアと東欧では定番の味に、ローカルの味や食材を融合させたユニークなものです。アップルシナモンロール、モスクワロールといった甘いものから、牛肉とチーズ、スモークサーモンパテ、ほうれん草と卵とチーズなどの惣菜パンのようなものまで、いろいろな具が巻いてあったり、乗っていたり。結構大きいので、おなかいっぱいになるかも。

Piroshky Piroshky
1908 Pike Place, Seattle
www.piroshkybakery.com

5. ジンジャービール

Rachel's Ginger Beer

シアトル出身の故レイチェル・マーシャルさんがオリジナルレシピを開発して創業したジンジャービールの専門店。「beer」という言葉が入っているのでアルコール飲料と勘違いされがちですが、アルコールが入っていない炭酸飲料です。基本の材料は、新鮮なレモン、味の強いショウガ、オーガニックのケーンシュガー(さとうきびの糖)、良質な水。グルテン、イースト、大豆、乳製品、卵は一切入っていません。醗酵飲料でもないので、オリジナルの味が楽しめます。味付けにはフルーツのピューレ、果汁、お茶、ハーブなどが使われています。市販のものより甘さは控えめで(12オンス(354ml)あたりの砂糖17g。炭水化物は24g、カロリーは90。1日に必要なビタミンCの20%がとれるそう)。2019年末時点でシアトル市内に3店舗ありますが、パイク・プレース・マーケット店がフラッグシップストアです。夏には特におすすめ。お店ではウォッカやラムなどのハードリカーを入れたカクテルも注文できます(21歳以上から)。

Rachel’s Ginger Beer
1908 Pike Place, Seattle
rachelsgingerbeer.com

6. 寿司

1960年代にシアトルに初めて江戸前寿司を紹介し、40年以上にわたり寿司職人として活躍してきた加柴司郎さんが、シアトルの観光地パイク・プレース・マーケットに2015年11月に開店した高級寿司専門店。根強いファンが多く、2011年に出版した著書 『Shiro: Wit, Wisdom and Recipes from a Sushi Pioneer』 も大好評を博し、全米に知られる存在に。寿司以外の食事やカクテルなども楽しめます。2019年には「料理界のアカデミー賞」と言われるジェームズ・ビアード賞のセミファイナリストに選出されました(3度目)。ここで食べるなら、やはり近海の魚やグイダック(貝)。その日のおすすめを聞いてみてください。ディナー営業のみ。

Sushi Kashiba
86 Pine Street, #1, Seattle
sushikashiba.com

7. ローカルのフレンチビストロ

1994年に開店したフレンチビストロ 『Cafe Campagne』。人通りの多いパイク・プレース・マーケットのポスト・アリーにありますが、店内は落ち着いた雰囲気で、ゆったり食事が楽しめます。クロックマダムやクロックムッシュもいいですが、フレンチオニオンスープ、キッシュ、フランス南西部の伝統的な白豆と肉の煮込み料理カスレもおすすめです。

Cafe Campagne
1600 Post Alley, Seattle
cafecampagne.com

8. 天然サーモンのグリル

シアトルを代表するシェフの一人で、シアトル市内に10軒以上のレストランを展開しているトム・ダグラス氏のオリジナルスパイス 『Rub with Love』 をまぶした魚や肉などのサンドイッチが食べられるカジュアルな店。特に人気があるのが、アラスカ産の天然サーモンのグリルをはさんだバーガー。サーモン・タルタルソース・グリーントマトのピクルス・ロメインレタスがはさんであります。スープやサラダとあわせても!オリジナルスパイス『Rub with Love』は販売しているので、お土産にいいかも。

落ち着いたレストランで食事をしたいという場合は、トム・ダグラス氏が経営する『Etta’s』『Seatown』という2軒のレストランもすぐそばにあります。ローカルのカニを使ったクラブケーキ(甘いケーキではなく、カニ身をたっぷり使ったコロッケのような一品)、生牡蠣の盛り合わせ(oysters on the half shell)なども人気です。

Rub With Love Shack
2014 Western Avenue, Seattle
www.rubwithloveshack.com

9. グリークヨーグルト

Ellenos Real Greek Yogurt

2013年に創業したシアトル発のグリークヨーグルト専門店。伝統的なレシピで、ローカルの食材を使って作られた濃厚なヨーグルトは健康的。マリオンベリー、パッションフルーツ、バニラ、レモン、ロールドオーツがベースのミューズリー(Muesli)、マンゴーなどを混ぜて、アイスクリームのように食べられます。

Ellenos Real Greek Yogurt

こんなふうに容器に入ったものがローカルのスーパーマーケットで売られています。お店で食べて気に入ったら、ぜひ滞在中に最寄りのスーパーマーケットに行ってみてください。ちなみに、日本では「ギリシャヨーグルト」とも呼ばれるようですが、英語では Greek yogurt と呼ばれます。

Ellenos Real Greek Yogurt
2014 Western Avenue, Seattle
ellenos.com

10. クラフトビール

Pike Brewing Company

クラフトビールがまだ「マイクロブリュー」(microbrew:地ビール)と呼ばれていた1989年に、シアトルを代表する観光地パイク・プレース・マーケットで創業したパイク・ブリューイング。以来、創業者兼オーナーのチャールズ・フィンケル氏と妻の故ローズ・アン氏のリーダーシップのもと、数え切れないほどの賞を受賞してきました。

2022年、その歴史を大切にしながら、ブルワリー全体のアップデートとイノベーションを伝える、よりすっきりしたモダンなスタイルが誕生。幅広い年齢層と多様な好みに対応するべく、新たに3種類のビールがコア・シリーズに加わり、ワクワクするようなラインアップになっています。詳細は「シアトル発のブルワリー 『パイク・ブリューイング』がイメージを一新!IPA やピルスナーの新商品も登場」でご一読ください。

Pike Brewing Company
1415 1st Avenue, Seattle
www.pikebrewing.com

Old Stove Brewing

アウトドアのパティオにすわってエリオット湾を眺めながらビールを味わえるのが、こちら。パイク・プレース・マーケットに2018年にできた新しい建物『MarketFront』の一角にあります。

Old Stove Brewing
1901 Western Avenue, Seattle
www.oldstove.com

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