夏はシアトルが一番輝く季節。素晴らしい天気を思い切り楽しむため、さまざまな屋外イベントが開催されます!今回は、地元の方も旅行で訪れる方も、気軽に参加できるおすすめの「入場無料」イベントを10個ご紹介します。ぜひシアトルの夏の魅力を存分に楽しんでください!
ユニバーシティ・ディストリクト:ユー・ディストリクト・ストリートフェア
シアトルのストリートフェアのシーズンをキックオフする恒例のイベントで、2023年で53周年を迎えます。2日間のイベントでは、175人のアーティストやクラフトの屋台、食べ物の屋台を含む、250の屋台、ビアガーデン、2つのフードコートが University Way NE の10ブロックにずらりと並びます。中国獅子舞、マーチングバンド、ローカルのバンドによるパフォーマンスもラインアップ。ライトレールのユニバーシティ・ディストリクト駅のそばなので、車よりもライトレールが便利。
シアトル・センター:ノースウエスト・フォークライフ・フェスティバル
フォークアート&カルチャーに焦点をあてた、メモリアル・デーの週末恒例のフェスティバル。2024年で53周年を迎えます。
ワシントン州、オレゴン州、モンタナ州西部、アイダホ州、アラスカ州、そしてカナダのブリティッシュ・コロンビア州やアルバータ州を含む太平洋岸北西部の多様なコミュニティを拠点に活動するアーティストが参加し、音楽やダンスを含むさまざまなフォークアートを紹介します。舞台出演者を含む参加者は6,000人以上、ボランティアは500人、食品・工芸品ベンダーは200以上で、観客動員数は25万人以上となります。
フリーモント:フリーモント・フェア
毎年夏至に行われるシアトルのフリーモント恒例のフェスティバル。アクティビティの中心となるのは、North 35th Street と North 34th Street の間の Fremont Avenue North の西側で、アートやクラフトを販売する屋台などが軒を並べます。
フェアと同時に行われるフリーモント・ソルスティス・パレードは、Noth 36th Street と Leary Way の交差点をスタートし、フリーモントのダウンタウンを通り、ガスワークス・パークまで続きます。モーター付きの乗り物や文字の表記などが禁止されていることから、人力&クリエイティブさが勝負のパレードで、ボディペインティングを施した全裸のサイクリストが先導する、シアトルならではのユニークさが有名です。
ダウンタウン:シアトル・プライド・パレード
2024年で50周年を迎えるシアトル・プライド・パレードは、過去を振り返り、平等のための新たな勝利を祝い、これから始まる活動への励ましを得る機会となるワシントン州最大のパレード。200を超える企業や団体などが参加し、約30万人の観客が詰めかけます。
シアトルのプライド月間の一連のイベントは、ダウンタウンで開催されるこのパレードで最高潮を迎えます。
出発:4th Avenue & Pike Street
終点:2nd Avenue & Denny Way
6月はプライド月間として、世界中でさまざまなイベントが開催されます。プライド月間とは、LGBTQIA+ コミュニティの連帯を呼びかけ、存在を示し、さらなる平等と公平を求める活動を集中して行う期間。LGBTQIA+とは、「エル・ジー・ビー・ティー・キュー・アイ・エー・プラス」と読み、lesbian、gay、bisexual、transgender、queer(または questioning)、intersex、asexual(または allies、aromantic、agender)を意味する頭字語で、そのコミュニティを表すために進化してきました。
シアトル市内近郊:シーフェア
約2ヶ月にわたり、シアトル市内近郊で大小さまざまなイベントを開催するシリーズ。パレード、マラソン、ネイティブ・アメリカンの文化芸術を紹介するパウワウなどから、小規模のコミュニティ・イベントまでがラインアップしています。シーフェアのオフィシャルイベントは次の通りです。
7月4日: 独立記念日・打ち上げ花火
7月27日: トーチライト・パレード
7月29日〜8月4日:米海軍・米沿岸警備隊・カナダ海軍の軍艦パレード
8月1日:ブランチ&ブルース
8月2日~4日: エアショー&ハイドロプレーン競争
最大の目玉は8月2日~4日に開催される 『シーフェア・ウィークエンド・フェスティバル』 。米海軍のブルーエンジェルス、世界的に有名な米陸軍のゴールデンナイツ、民間人パイロットによる素晴らしいパフォーマンス、ビンテージ航空機の飛行、パラシュートの実演などを観ることができます。
なお、飛行中もレイクワシントンの浮橋は通行できますが、飛行を観るために停車することはできません。レイク・ワシントンの湖岸に設置される観客席は有料です。
バラード:フリー・サマー・コンサート・シリーズ・アット・ザ・ロックス
6月から9月にかけて、週末の午後にバラードのチッテンデン・ロックス(水門)のそばで開催される野外コンサート。木々に囲まれた閑静な芝生エリアで、ジャズやクラシックを中心とした音楽の生演奏を楽しんでみませんか。
ウォーターフロント:サマー・アット・サム
シアトル美術館(SAM)が、7~8月の木曜と日曜にウォーターフロントにあるオリンピック彫刻公園で開催するイベント・シリーズです。
美しいピュージェット湾とオリンピック山脈を眺めながら、ビジュアルアートや音楽を融合したさまざまなパフォーマンスやアクティビティが楽しめます。幼い子どもさんがいるご家庭は、子ども向けのアートのワークショップがある日もチェック!木曜日はフードトラックによる食事やドリンクの販売もあります。
ウエスト・シアトル:ウエスト・シアトル・サマーフェスト
エリオット湾を挟んでシアトルのダウンタウンの向かい側にあるウエスト・シアトル恒例のイベント。ウエスト・シアトル・ブリッジを渡り、ウエスト・シアトルの中心部、California Ave SW と SW Alaska Street の交差点 『The Junction』 を中心にした会場で、ローカルのバンドによるライブ、クラフトや食べ物などの屋台、ビアガーデンなどが楽しめます。子ども向けの遊び場なども揃っているので、家族みんなで出かけるのにもおすすめ。
スクイム:スクイム・ラベンダー・フェスティバル
全米一のラベンダー栽培量を誇るオリンピック半島北部の街、スクイムで開催されるフェスティバル。The Sequim Lavender Growers Association 会員のラベンダー農家では、ラベンダー畑を無料で見学することができるほか、ラベンダーの花束やドライフラワーのほか、ラベンダーを使ったさまざまな商品も購入できます。
ライブミュージック、食べ物の屋台、アートやクラフトの屋台が並ぶストリートフェアも楽しめます。
ベルビュー:BAM Arts Fair
ベルビュー市で1947年から続く、ノースウエスト最大規模のアート&クラフトフェスティバル。ベルビューの中心地にあるベルビュー美術館(BAM)とベルビュー・スクエアが会場となります。
ベルビュー・スクエアの駐車場では、300人以上のアーティストがブースを設置し、モダン、トラディショナル、そして新しい作品を展示販売します。ベルビュー美術館での展示やキッズフェアなどの無料プログラミング、フードトラックによるなど、無料のプログラミングも楽しみの一つ。フードトラックによる食事やドリンクの販売もあります。