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シアトル・タコマ国際空港の入国審査 「グローバル・エントリー・プログラム(Global Entry Program)」で楽々通過

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国際線の増便が進むシアトル・タコマ国際空港(SEA)では、特に国際便の到着が集中する時間帯に入国審査や税関で長蛇の列が発生することがあります。

先日、日本からシアトルに戻った際、入国審査エリアに向かう途中で「現在、審査場が大変混雑しているため、こちらでお待ちください」とアナウンスが入り、窓もなく空調も弱い通路でしばらく足止めされました。

その時、「グローバル・エントリーのメンバーの方は、審査場にそのままお進みください」という案内が!

この瞬間、昨年【Global Entry(グローバル・エントリー)プログラム】に登録しておいて本当に良かったと心から思いました。

目次

グローバル・エントリーの流れとメリット

グローバル・エントリー専用の入国審査エリアには、10台ほどの【自動入国審査キオスク】が設置されています。操作は非常に簡単で、すべてセルフサービスで完結します。

  1. 画面に「パスポートをスキャンしてください」と表示されます。
    • アメリカ市民はパスポートをスキャン
    • 永住権保持者(グリーンカード所持者)は永住権カードをスキャン
      → ここが少しわかりにくいため、不安な方は入国審査官に確認を
  2. 表示された個人情報を確認
  3. 右手の【指紋】をスキャン
  4. 写真撮影

子どもなど自分で操作が難しい場合は、保護者のサポートが必要です。

その後、レシートのような紙が1枚印刷されます。それを持って階下の【バゲージクレーム(荷物受取所)】に行き、荷物を受け取り、税関にそのレシートを提示すれば手続き完了です。

入国審査にかかった時間はわずか数分。通常の大行列を横目にスムーズに通過でき、長時間フライト後の疲労感もまったく違いました!

永住権保持者も登録OK!グローバル・エントリーのおすすめポイント

このグローバル・エントリー・プログラムは、アメリカ国籍者だけでなく永住権保持者も登録可能です。また、他にも登録資格がある場合があるため、ぜひ一度ご自身が対象かどうか確認してみてください。

グローバル・エントリーとTSA Pre✓®の違い

なお、グローバル・エントリーはアメリカ入国時の審査をスピーディーにするための制度であり、出国時のセキュリティチェックで使える TSA Pre✓® とは異なります。

ただし、空港やタイミングによっては、グローバル・エントリーメンバーもTSA Pre✓®専用レーンを利用できる場合があります。実際、2025年4月にシアトル・タコマ国際空港を利用した際には、専用レーンを案内されました。

まとめ:入国審査のストレスを減らすならグローバル・エントリーの活用を

長時間のフライト後、入国審査で長く立ちっぱなしで待たされるのはつらいものです。シアトル・タコマ国際空港のように国際便が多い空港では、グローバル・エントリーの登録があるかないかで、移動後の負担が大きく変わります

有料ではありますが、登録資格のある方にはぜひおすすめしたいプログラムです。

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