ワシントン州では、今月5日から釣りやゴルフ、州立公園の利用(日帰りのみ)などが再開されることになりました。
でも、これは「経済活動再開のフェーズ1の全面的なスタート」ではないのですよね・・・。

ワシントン州の自宅待機命令は5月31日まで延長されることが1日に発表されました。そして、経済活動再開のフェーズ1は、今のところ、5月半ばぐらいになるだろうと発表されています。
経済活動再開の第1段階の主なポイント
- 公共の場での集まりは禁止
- ドライブイン式の礼拝は許可されますが、一世帯につき車一台に制限
- 不要不急の旅行は禁止
- 小売業の店外での商品の受け渡し、自動車販売、洗車、ペットウォーカー、ランドスケーピングは再開
でも、これはすべて感染データの確認と、目標とするデータが実現されることが必要で、すべてうまくいったと仮定しても経済活動再開のそれぞれの段階の間には「少なくとも3週間かかる」とのこと。
経済活動再開のフェーズ2にはヘアサロンやネイルサロン、理髪店の再開が含まれていますが、例えば、すべてうまく行って5月18日に第1段階が始まり、さらにすべてうまく行って3週間が経過して第2段階に入ることが決定したとしても、6月8日です。
あくまでも状況によるので、そうならない可能性もあります。
ワクチンがなく、検査がまだ限られていて実際の感染者数の把握が難しい状況では、外出する人が増えて接触が増え、感染が拡大する可能性もあります。
社会的距離の維持が効果を出していると言われますし、ワシントン州の状況は全米でも良い方ですよね。引き続きがんばりましょう~。
※5月3日に Facebook に掲載した内容を少し修正して掲載しました。