1980年代のシアトルの街並みや文化が刻まれた作品『恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』。ダウンタウンやパイオニア・スクエア、ウォーターフロント沿いなど、現在でも存在する建物や訪れやすい場所が数多く登場します。
- 製作年:1989年
- 監督:スティーブ・クローブス
- 出演:ミッシェル・ファイファー、ジェフ・ブリッジズ、ボー・ブリッジズ
- レーティング:R
あらすじ
兄フランク(ボー・ブリッジズ)と弟ジャック(ジェフ・ブリッジズ)は、長年活動してきたものの人気を失ったピアノデュオ。演奏するバーは閑散とし、ついには仕事を失ってしまいます。生活のために必死で営業を続けるフランクに対し、独身生活を送るジャックは冷めた態度で見ているものの、実はソロのジャズピアニストになる夢を抱えながらも一歩を踏み出せないでいました。
起死回生を狙い、フランクは女性歌手を加えることを提案し、オーディションを実施。37人もの候補者の中から選ばれたスージー(ミッシェル・ファイファー)との出会いが、彼らの音楽と人生を大きく変えていきます。
主なロケ地

Photo by Bruce W on Unsplash
ダウンタウン・シアトル
映画はシアトルのダウンタウンの風景から始まります。シーンの合間に街並みが映し出され、1980年代のシアトルの雰囲気を伝えています。
パイオニア・スクエアとスミス・タワー周辺
フランクが暮らすアパートは、2nd Avenue と Main Street の角にあった Masin’s Furniture Warehouse の最上階が使われました。近くにはランドマークであるスミス・タワーがあり、当時のシアトルを象徴する景観が確認できます。
ベルタウン『Two Dagos From Texas』
映画冒頭、ジャックがタキシードに着替えるシーンは、ベルタウンにあったレストラン『Two Dagos From Texas』(2600 1st Avenue, Seattle)の2階で撮影されました。
アラスカン・ウェイ(Alaskan Way)

タキシード姿のジャックがウォーターフロント沿いを歩く場面で使用されたのが、高架橋 Alaskan Way です。1953年に完成し、2019年に閉鎖され、2020年に解体が完了しました。現在のウォーターフロントは再開発に成功し、見違えるようにきれいになりました。
途中に映るのは、老舗シーフードレストラン『Ivar’s』のネオンサイン。シアトルらしい風景の一部となっています。

クラブシーン
ジャズクラブでの多くの演奏シーンはロサンゼルスで撮影されたとされていますが、映画全編を通してシアトルの街並みやパイオニア・スクエアの映像が挿入され、舞台設定が強調されています。
まとめ
1980年代のシアトルの街並みや文化を見るのにぴったりな作品。今では街並みもかなり変わってしまったので、当時の雰囲気を感じるのは難しいですが、歴史的建造物のスミス・タワーは健在です。


