ピュージェット湾に生息するサザンレジデントのオルカに今年2頭目の赤ちゃんが生まれたことが確認されたと、カナダのホエール研究者が発表しました。
“Southern resident killer whales, their population is small so any birth is huge.” https://t.co/Z560ZLdvWg
— CBC British Columbia (@cbcnewsbc) June 1, 2019
ホエール・ウォッチングのツアー会社 The Whale Centre の経営者でもあるジョン・フォード氏は、30日午前11時過ぎに調査のため海に出ていたところ、母親のJ31のそばにいる赤ちゃんを確認したと話しています。
この赤ちゃんは生まれてからまだそう時間がたっていないことから、体にひだが見られ、成長すれば白くなる部分がオレンジ色のままとなっているのが見てとれます。
絶滅の危機に瀕しているサザンレジデントは、昨年7月、生まれて30分以内に死亡した赤ちゃんオルカの遺骸を17日に渡って運び続けた J35(Tahlequah)が世界中の注目を浴びましたが、それ以来2頭の赤ちゃんが誕生したことにより、J、K、L のグループの個体数は76頭となります。オルカの赤ちゃんの1年目の生存率は50%しかないため、この赤ちゃんが無事に成長することに期待が高まります。
サザンレジデントのオルカの研究と保護を行っている The Center for Whale Research は、この情報をまだ認めていません。
