ワシントン州にそびえるマウント・レーニア(Mount Rainier)は、標高14,411フィート(4,392m)を誇る州の最高峰で、アメリカで5番目に古い国立公園「マウント・レーニア国立公園」の主役です。アメリカ本土最大規模の迫力ある氷河、夏の短い期間だけ楽しめる色とりどりのワイルドフラワー、ハイキングや登山の聖地として、年間200万人以上の観光客が訪れています。
現在、マウント・レーニア国立公園内で山火事は発生していません。しかし、周辺地域や近隣で発生している山火事の煙が流入して上空がかすみ始めているのが園内のウェブカメラでわかります。
今後数日間にわたり、かすみ(ヘイズ)や気温の上昇が予想されており、煙の影響で空気の不快感や健康へのリスクが高まる場合があることから、次の事柄に注意するよう呼びかけています。
目次
1. 散策・ハイキング時の安全対策
- 大気質と煙の予報のチェック:出発前および滞在中も、こまめに最新情報をご確認ください。スマートフォンなど電子機器の天気アプリに大気の状態が表示されます。
- 自分や同行者の体調を把握:呼吸器系に持病のある方、高齢の方、お子様など、大気汚染の影響を受けやすい方がいる場合は特に配慮が必要です。
- 屋外活動の調整:
- ハイキングの時間を短縮する。
- 標高差が少なく負荷の軽いコースに変更する。
- 無理のない判断:トレイル歩行中に息苦しさを感じたり、大気の状態が悪化してきたと感じた場合は、速やかに引き返すことを検討してください。
前回の煙でも空が霞んだ状態に
この写真は前回の煙で影響を受けた時の様子です。
⚠️ ご注意ください
煙から身を守る最も効果的な方法は「煙が漂っている間、屋外で過ごす時間を減らすこと」。なお、バンダナ等を口に巻くだけでは微小な煙の粒子を防ぐことはできません。
2. 防災と環境保護の徹底(火気厳禁・アイドリングストップ)
公園内での新たな火災発生を防ぎ、空気質を保つため、以下のご協力をお願いいたします。
- 公園内は全面「火気厳禁(キャンプファイヤー禁止)」
- 乾燥等による火災リスクを防ぐため、公園内では焚き火やキャンプファイヤーは一切禁止されています。
- ※ON/OFFのスイッチ等で消火・火力調整ができる卓上コンロ、ポータブルストーブ(ガスコンロ等)の使用は可能です。
- 入園ゲート待ちのアイドリングストップ
- 入口ゲートの列で車で待つ際は、可能な限りエンジンを切ること。局地的な大気の状態改善に役立ちます。
3. 現地の状況・最新情報の確認リンク
来園前に現地の空模様や最新の大気状況をご確認いただくことをおすすめします。
- 現地の空模様(ウェブカメラ)現在の視界や空の様子をリアルタイムで確認できます。
マウントレーニア国立公園 ウェブカメラ - 最新の火災・大気質情報(NPS公式)公園周辺の火災情報や大気質データ、過去の煙発生時の写真比較などをご覧いただけます。
Mount Rainier Fire Information
安全を最優先にし、体調に合わせて無理のない公園散策をお楽しみください。
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