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ワシントン州のサンファン諸島 基本情報

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サンファン諸島

San Juan Islands Visitors Bureau/RJ

サンファン諸島はワシントン州西部のサリッシュ海にあり、西はハロ海峡、東はロザリオ海峡、南はファン・デ・フカ海峡という3つの海峡に面した風光明媚な島々です。晴れた日にはワシントン州フェリーからマウント・ベーカーを眺めることもできます。数千年前に氷河によって削られた島々は、平坦な島から山登りができる山々まで変化に富んでいるのが特徴です。

どんな気候!?

サンファン諸島

San Juan Islands Visitors Bureau

太平洋から来る雨雲は、まずオリンピック山脈にぶちあたってオリンピック半島に大量の雨を降らせるため、その北東に位置するサンファン諸島の年間降水量はシアトルの約半分。年間平均晴天日は247日です。

観光にはやはり6~9月がおすすめ。海に囲まれているため気温が低くなることから、時期が早すぎたり遅すぎたりすると、新緑も花もなかったりと、楽しみが半減します。

気温は夏の日中でも80F(27℃)を超えることはめったになく、ウォーター・アクティビティも楽しめます。キャンプやカヤック、ハイキングやサイクリングを楽しむには、5月~9月がおすすめ。冬は氷点下になることはめったにありませんが、厳しい天候に見舞われることも多く、アウトドア・アクティビティも実施していないところが多いです。

とは言え、毎年気候は異なるので、十分な下調べと計画が必要です。

どうやって行くの!?

サンファン諸島

サンファン諸島には名前のつけられている島が172ありますが、シアトル市側から車で行く場合、フィダルゴ・アイランドにあるアナコルテス市まで行き、ワシントン州フェリーに乗って海を渡るのが近道です。

なお、夏のピーク・シーズンにはワシントン州フェリーも非常に混雑する。特に週末や祝日の前後は満車のため次のフェリーを待たなくてはならないという状況も発生するので、事前に予約するのがおすすめです

シアトルから、ケンモア・エアの水上飛行機なら、サンファン諸島に短時間で到着できます。ただし、島内では交通手段を確保する必要があります。

島での交通事情は!?

島ではすべての道路が片側一車線。ピーク・シーズンには渋滞が発生するので、時間に余裕を持って行動しましょう。自転車なら渋滞を避けられる上、フェリーにも車より先に乗船できるので、満車となって次のフェリーを待つという状況は避けられます。

見どころは島全体に散らばっているので、島内では車・自転車・スクーターで移動する必要があります(必ず予約すること)。鹿や野兎、アライグマなどの野生動物に注意!

それぞれの島は小さく、何度も給油しなくてはならない状況に陥る可能性は少ないため、ガス・ステーションの数は多くありません。

出発前の注意点

  • 出発前にガソリンは満タンにし、旅行中は常に半分は入っているようにするのがおすすめ。
  • 車の点検をして、良好な状態で出かけましょう。
  • イベント開催期間や夏休み期間は主なホテルやモーテル、Bed & Breakfast は満室になりがち。宿泊は予約しておきましょう。ワシントン州法では、車中泊は違法です。
  • キャンプをする場合、予約ができるところは予約しておきましょう。先着順のところは午前中に到着しないと満員になることもあります。

宿泊のオプション

サンファン諸島では、ホテル、モーテル、コテージ、キャンプ、バケーション・ハウス、キャビン、ユルトなど、さまざまな宿泊オプションがあります。

ただし、天候の良い夏には満室になりがちなので、事前に予約できるところは必ず予約し、先着順のところは週末が始まる金曜の早い時間に到着するのが無難。でも、人気の高いキャンプ地などは利用者が長期滞在していることもあるので、予測できません。

キャンプをするなら、テント、エアマットレス、防水シート、小型 BBQ グリル、炭(charcoal)などを準備して出かけましょう。

野生動物

豊かな自然に恵まれたサンファン諸島には野兎や鹿といったたくさんの野生動物が生息しています。車やモペッドの運転や自転車の操縦には十分に気をつけましょう。

各地のゴミ箱は野生動物を寄せ付けないよう特別仕様になっており、餌をやることは禁止されています。

キャンプをする際は、食べ物は高い木にぶら下げ、テント内に置かず、料理をする場所はテントから離れたところにするなどの注意が必要です。

更新:2021年12月

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