ワシントン州の人口が少なくとも推定800万人に達したことがわかりました。
1960年は290万人未満だったワシントン州の総人口は、2000年には600万人台、2014年には700万人台と、急増しています。
この件を最初に報じたAXIOSによると、これはワシントン州の財務管理局のアナリストが取材で述べたもので、2050年までにさらに約180万人の増加が見込まれていますが、その後は増加のスピードが鈍化し、900万人台に達するのは2037年〜2038年と予想されています。
同局が今年6月に発表した年次推計では、ワシントン州の総人口は昨年から推定86,750人増加し、今年4月1日時点で795万1150人となりました。昨年度の未調整人口増加率は1.1%で、前年度の1.3%よりやや鈍化しています。
また、2020年4月1日の国勢調査と比較すると、244,840人増加していますが、昨年からの86,750人の増加は、過去10年間の年間平均増加数(98,200人)を下回っています。
例年通り、人口が最も増加しているのは、シアトル大都市圏のあるキング郡。2010年から2020年までの年間平均増加数は33,800人で、今年度の増加数は30,100人でした。このキング郡と、クラーク郡、ピアス郡、スノホミッシュ郡、スポケーン郡の人口増加は、州全体の人口増加の71%以上を占めています。