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ワシントン州、MMR ワクチン接種の例外を制限する法律を7月末に施行

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子供がデイケアや学校に入学する前に MMR ワクチンの予防接種を受けることを個人的な理由や信条を理由に避けることを認めない法案に、ワシントン州のジェイ・インズリー知事が署名しました。この法律は7月末に施行されます。

MMR ワクチンとは、麻疹(Measles)、おたふくかぜ(Mumps)、風疹(Rubella)の3つのウイルス感染を予防するためのワクチンです。

KING5によると、ワシントン州を含む17の州は、信念や宗教上の理由など、医学的な理由以外で予防接種を受けないことを認めてきました。また、公立・私立の学校、認可を受けたデイケアセンターでは、医学・宗教上の理由での例外を認めてきました。

個人的な理由や信条での理由が例外として認められなくなると、子供は12種類近くの病気に対する予防接種を受けるか、免疫があることが証明できなければ、学校やデイケアセンターに入ることができません。ワシントン州の保健省によると、医学的な理由以外でワクチン接種を除外されている生徒はK-12で4%で、そのうち3.7%は個人的な理由、残りは宗教的な理由となっています。

ワシントン州では南部のクラーク郡で今シーズンに73人の麻疹感染者が確認されました。

疾病対策センター(CDC)によると、今年1月1日から5月10日までに確認された感染ケースはワシントン州を含む23州で839件。この数は1994年以来最多であり、また、2000年に麻疹の撲滅が発表されてからも最多となっています。



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