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コロナ(COVID-19)「軽症で改善傾向があれば5日間隔離は不要」ワシントン州保健局

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ワシントン州保健局(DOH)は、COVID-19、インフルエンザ、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)、その他の呼吸器系ウイルスに感染した場合の対応について、最新のガイダンスを発表しました。

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現状と新しいガイダンスの特徴

ワシントン州保健局の新しいガイダンスの大部分は、CDC(疾病予防管理センター)が最近発表した最新のガイダンスと似ていますが、この新しいガイダンスには、感染した後に呼吸器系疾患を拡大させないようにする方法や、免疫系が弱っている人や重症化するリスクの高い人を保護する方法について、さらなる勧告が含まれています。

同局の最高科学責任者 Tao Sheng Kwan-Gett 博士は、今回の更新は COVID-19のパンデミックにおける状況がより良くなっていることを反映しているとしながらも、多くの面で生活が正常に戻りつつある一方で慢性疾患で免疫力が低下している人にとって呼吸器ウイルス感染症は依然として致命的な脅威であることに対して、改めて注意を呼びかけています。ワシントン州では毎週十数人が COVID-19で亡くなっています。

症状が全体的に改善し、解熱剤なしで24時間以上発熱がない場合

ワシントン州保健局は、症状が全体的に良くなり、(解熱剤を使わなくても)少なくとも24時間熱がない場合に通常の活動に戻ることを推奨しています。

なお、症状が改善しても、感染する可能性があることを覚えておくことが重要です:

  • COVID-19に感染すると、発病後5~10日間は感染力があります。
  • COVID-19に感染している人は、発病後5~7日間は感染力があります。
  • 呼吸器合胞体ウイルス(RSV)に感染すると、発病後3~8日間は感染力があります。

感染後、通常の生活に戻るまでの5日間は特に感染対策を

ワシントン州保健局は、COVID-19、インフルエンザ、RSV、その他の呼吸器系ウイルスに感染した後、通常の生活に戻るまでの5日間は、特に注意することを勧めています。

これには、マスクの着用、空気の流れや換気を良くするための対策、手洗いを頻繁にすること、定期的な掃除、身体的距離を置くこと、可能であれば室内で他の人と一緒にいることになる前に検査をすることなどが含まれます。

重症化するリスクが高い人への感染拡大を防ぐ

新しいガイダンスには、高齢者や免疫力が低下している人など、重症化するリスクが高い人への感染拡大を防ぐには、次のような場合に身体的距離を置くことが含まれます。

  • 感染後、症状が現れてから10日間、または、症状が現れなかった人の場合は、COVID-19の陽性反応が出てから10日間
  • またはCOVID-19抗原検査(antigen test)で陰性の結果が出るまで。

環境・コミュニティにあった対策

ワシントン州民は、それぞれの環境やコミュニティにあった対策を講じる、地域の保健管轄区域、職場、企業、または学校の方針に従うことが求められます。

雇用主は、職場においてワシントン州労働産業省COVID-19要件に従う必要があります。

ワシントン州保健局の新しいガイダンスは、医療現場には適用されません。医療施設、長期介護施設、住宅介護施設に滞在、就労、訪問する人は、ワシントン州保健局の COVID-19 Infection Prevention in Health Care Settings のガイダンス、および CDC の医療施設や長期介護施設向けのインフルエンザ・ガイダンスに従ってください。

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