ベルビューでシニアを狙った路上窃盗事件(street thefts)が連続発生したことを受け、ベルビュー警察は、警戒を怠らず、見知らぬ人との接触に注意するよう呼びかけています。
ニュースリリースによると、ベルビューで発生した3件の事件の概要は次のとおりです。
6月17日午前11時34分頃
108th Avenue NEとNE 2nd Place の交差点
被害者:68歳の女性と78歳の男性
黒いセダンに乗った男女が近づき、運転していた男は女が妊娠中で病院に連れて行く必要があるような仕草をし、英語とは異なる言語で話しかけた。被害者が道案内をした後、車から降りた女は被害者にジュエリーを渡し、ハグをするような仕草をしたが、被害者のジャケットのジッパーを開き、ゴールドのネックレスを奪って車に飛び乗り、男が運転して逃走した。
6月19日午後6時3分頃
124th Avenue NEとNE 2nd Streetの交差点
被害者:71歳の女性
被害者の女性は、白いSUVに乗った2人の男女に道案内を求められた。女性が道案内をした後、女は被害者にジュエリーを渡して握手を求める仕草をしながら、被害者がつけていたロレックスの腕時計を引き抜いて車に飛び乗り、男が運転して逃走した。
6月25日午後8時24分頃
SE 44th Streetの13800ブロック
被害者:91歳の男性
被害者の男性がメールボックスで郵便物を確認していたところ、白いSUVから降りた女が近づいてきた。女が手を差し伸べていたことから、道を尋ねられていると思った。男性が握手しようと手を差し出したところ、女は男性がつけていたロレックスの腕時計を奪って車に飛び乗り、男が運転して逃走。男性は複数の切り傷を負った。
ベルビュー警察は、いずれの事件の被害者も深刻な身体的被害は受けていないものの、すべての住民、特にシニアに対し、以下のようなシンプルなガイドラインに従い、見知らぬ人に接近された際には注意し、不安を感じた場合は通報するよう呼びかけています。
- グループで行動する
- 車に近づかない
- 見知らぬ人からの贈り物を受け取らない
- 常に警戒を怠らず、周囲に注意を払う