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ワシントン州の一部の病院がマスク着用を義務化 インフルエンザやRSVの症例増加で

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インフルエンザとRSV(RSウイルス感染による呼吸器の感染症/RSV:respiratory syncytial virus infection)の増加を受け、ワシントン州の一部の病院、クリニック、救急などが、マスクの着用を義務付けています。

シアトル・タイムズや KING5 などの報道によると、プロビデンス・スウィディッシュのクリニックや病院は5日からマスク着用を義務付けています。また、Multicare は、サーストン郡、キットサップ郡、キング郡、ピアス郡の施設で6日からマスク着用を義務付けています。シアトルやベルビューのあるキング郡の発表によると、キング郡の病院における救急外来受診者のうち、RSVの症例数は10月から、インフルエンザの症例数は今年11月初旬から増加しています。

特に、RSVによる救急受診の割合は12月2日時点で1.12%で、基準値の0.3%を大きく上回りました。12月2日までの1週間のRSVによる救急の症例数は174件です。また、インフルエンザによる救急受診の割合は12月2日時点で1.21%で、基準値の1.0%を上回りました。12月2日までの1週間のインフルエンザによる救急の症例数は189件です。

一方、COVID-19の救急の受診は、基準値を下回っています。救急受診の割合は12月2日時点で1.50%で、基準値の3.0%を大きく下回りました。12月2日までの1週間のCOVID-19による救急の症例数は234件です。

シアトル・タイムズや KING5 などの報道によると、プロビデンス・スウィディッシュのクリニックや病院は5日からマスク着用を義務付けています。また、Multicare は、サーストン郡、キットサップ郡、キング郡、ピアス郡の施設で6日からマスク着用を義務付けています。

ワシントン州保健局によると、ワシントン州全体では、インフルエンザの流行は依然として低水準ですが、今シーズンはすでに3人がインフルエンザで死亡しており、また、州内の病院ではここ数週間にわたり、インフルエンザによる救急受診が増加しています。

シアトル・タイムズによると、全米ではインフルエンザによる入院が増加し始め、11の州では先週の時点でインフルエンザに似た病気が多発しているとAP通信が報じました。また、この1ヶ月でRSVによる救急受診が増加しており、間もなくピークに達すると予測されています。

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