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市民に占める大卒者以上の人口の割合 シアトルが全米1位

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国勢調査局の年次調査「アメリカン・コミュニティ・サーベイ」のデータによると、シアトルの25歳以上の人口に占める大卒以上の人の割合は、2010年の56%から2022年には67%に増加しました。

もくじ

シアトル市内の25歳以上の大卒以上の割合

全米で最も人口の多い50都市で比較すると、2022年に25歳以上の人口に占める大卒以上の人の割合が最も大きかったのはシアトルで、2位はワシントンD.C.(65%)、3位はサンフランシスコ(61%)でした。

シアトルの25歳以上の大卒以上(学士号以上)の人口は2010年の約24万8,600人から2022年には約38万4,800人に急増しています。そのうち、学士号のみの人は約21万5,800人、大学院または専門職学位も取得していた人は16万9,000人でした。

一方、25歳以上で学士号を取得していなかった人口は、2010年の推定19万5,300人から2022年には約18万7000人にわずかに減少しています。

このデータについて最初に報じたシアトル・タイムズは、「2010年から2022年にかけて、シアトルの成長率は全米1位で、人口は23%、14万人近く増加した。そのため、この期間に、大卒でないシアトル市民という特定の人口層が減少したことは注目に値する」と報じています。

同紙によると、2022年に米国の25歳以上の人口に大卒者が占める割合は、わずか36%でした。

シアトル〜タコマ〜ベルビュー大都市圏では

それでは、一つの経済圏であるシアトル〜タコマ〜ベルビュー大都市圏ではどうでしょうか。

シアトル〜タコマ〜ベルビュー大都市圏の25歳以上の人口は、2010年の約234万2330人から2022年には約287万2270人に増加しています。

25歳以上の人口に占める大卒者以上の割合は、2010年の37%から2022年には46.9%に増加しました。

そのうち学士号のみの人は27.7%で約79万5,726人、大学院または専門職学位も取得している人は19.2%で55万405人でした。

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