シアトル市が、市内南部のレーニア・ビーチにあるレーニア・ビーチ高校に無料の新型コロナウイルス検査所を開設しました。シアトル市が開設する無料の検査所はこれで3カ所となります。
ソードー（Sodo）地域（ドライブスルー）
3820 6th Sixth Avenue South
月～土 9:30am-5:30pm
ノース・シアトル地域（ドライブスルー）
12040 Aurora Avenue North
月～土 9:30am-5:30pm
レーニア・ビーチ（徒歩）
8815 Seward Park Avenue South, Seattle
月水木金土 9:30am-5:30pm
予約方法
オンライン： www.seattle.gov
問い合わせ
電話： 206-684-2489
シアトルで最も BIPOC（黒人・先住民・有色人種）の密度の高いコミュニティの一つであるレーニア・ビーチの検査所はドライブスルーではなく、ウォークアップ（walk up：徒歩）で、ソードーやノース・シアトルと同様、予約は必要なく、健康保険の有無にかかわらず無料で利用できます。保険に加入している人の場合は、UW Medicine が保険会社や Medicaid、Medicare への請求を処理します。ワシントン州法では、保険会社は新型コロナウイルス検査の費用の共同負担（co-pay）を請求することはできません。待ち時間を短縮したい場合は、オンラインで予約することもできます。
シアトル市ではソードーとノース・シアトルに無料の新型コロナウイルス検査所を6月に設置して以来、8万件以上の検査を実施されてきました。現在は1日あたり2,000件の検査を実施しており、6月以降に州全体で実施された検査の15%を占めています。レーニア・ビーチの検査所は将来的に1週間あたり4,000件の検査に対応できるようになる見込みで、キング郡内にある人口一人あたりの検査数が最も高い10の検査地域のうち9カ所がシアトル市内にあることになります。
検査所で検査を担当するのは、第一対応者や長期療養施設の入居者の検査も行ってきたシアトル消防署の消防員。ダーカン市長は、シアトル南西部のコミュニティのために4つ目の検査所を計画中と発表しています。
ワシントン州は、新型コロナウイルス感染症の症状が軽くても検査を受けるよう呼びかけています。また、同居している人も検査を受けることが推奨されています。ワシントン州内の検査所一覧はワシントン州保健局の公式サイトで確認できます。
Here's a handy list of✨free✨ #COVID19 testing sites – regardless of immigration or insurance status.
They are open to anyone who cannot access a COVID-19 test through their regular healthcare provider.
Call to make an appointment before you go! pic.twitter.com/7xZmtrxBB9
— Public Health – Seattle & King County (@KCPubHealth) August 7, 2020
キング郡にある無料の検査所の一覧は、シアトル・キング郡保健局の公式サイトでも確認できます。
