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シアトルのダーカン市長、「シアトルでは偏見とヘイトは絶対に許されません」動画を公開

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シアトルのジェニー・ダーカン市長は、「Seattle is No Place for Bias and Hate」(シアトルでは偏見とヘイトは絶対に許されない)と呼びかける動画を、日本語、中国語、ベトナム語、韓国語、スペイン語に翻訳した字幕付きで公開しました。

ダーカン市長は、「このようなストレスの多い時期には、恐怖心や不安感から、ヘイト行為や外国人嫌悪につながる可能性があります。COVID-19の危機は、私たちの市内に住む有色人種、移民、難民のコミュニティに対する反移民感情、人種差別、および外国人嫌悪の急増をもたらしました。私たちのコミュニティの住民から、物的損害、破壊行為、身体的および言葉による脅威、またその他の形のヘイト行為が報告されています。これらの憎しみに満ちた行為は、互いをサポートするために結束する必要がある時に、互いを引き離してしまいます。私たちはこの危機に一緒に立ち向かっている状況におり、互いを見守らなければなりません」と述べ、偏見と闘うために最も必要なものは結束と強さであり、ウイルスやその感染経路についての事実に焦点をあてて伝えていくべきと訴えています。

また、シアトル市は今後、ヘイトと暴力への呼びかけを批判し、それに屈しないことを伝えるため、#SeattleTogether のキャンペーンの一環として、反アジア人ヘイトと偏見を批判し、移民、難民、および有色人種への強いサポートを示し、市のバイアス・レポーティング(偏見報告)ホットラインの利用につなげる新たな取り組みを開始しているとのことです。

シアトル公民権局(Seattle Office for Civil Rights)
アンチバイアス(反偏見)ホットライン 206-233-7100
seattle.gov/reportbias
※ 匿名で報告できます。

シアトル市は、「外国人排斥(xenophobia)と人種差別(racism)は、恐怖と怒りを被害の根本原因から人々に誤って向けることで、私たちのコミュニティの安全と回復力を破壊する。これは、隣人、企業、地域社会を標的にした偏見や憎悪の事件を引き起こす可能性がある」ことから、「偏見(bias)とは何かを理解し、その行為を経験したり目撃したりしたときに何をすべきかを理解することは重要だ。偏見的な出来事とは、あなたの人種、宗教、性同一性、性的指向、障害、国籍、年齢、信条などを理由にあなたに向けられるあらゆる出来事のことでである」と述べています。

偏見には次のようなものが含まれます。

人種、民族、性差別的な中傷
脅迫やネットいじめ
固定観念に基づいて冗談を言うこと
外国人嫌悪や人種差別的な落書きやイメージ



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