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ペルセウス座流星群、2023年は8月12日の夜から8月13日未明にかけて極大

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ペルセウス座流星群

マウント・レーニア国立公園
©保坂隆太

夏の風物詩、ペルセウス座流星群(Perseid meteor shower)は、毎年7月中旬から8月下旬まで活発になります。

Royal Museums Greenwich によると、2023年のピークは8月12日の夜から8月13日未明にかけて。光の届かないところで空を見上げるのが最適です。

NASA によると、ペルセウス座流星群は、スウィフト=タトル彗星が残した氷や岩石、塵からなる「雪の塊」が、133年ごとに太陽の周りを回っていることから見えるもの。スウィフト=タトル彗星が最後に観測されたのは1992年が最後で、次に観測されるのは2125年。

ピーク時は、地球が最も高密度で塵の多い地域を通過するときで、昨年は満月と重なったため北半球では1時間に10~20個程度、南半球の熱帯地域では3個程度しか見られませんでしたが、今年は三日月なので、多くの流星が見られることが予想されています。

ピークは夜明け前の暗い時間帯。雲がなく、たくさんの星や天の川が見える真っ暗なところで、北半球の空の半分ぐらいの高さを見上げてみましょう。

見える流星の数は都市に近づくにつれ減り、都市部ではほぼゼロとなります。

暗い場所にアクセスできない場合は、バーチャル・テレスコープ・プロジェクトでイタリアのマンシアーノに設置された全天球カメラでの映像をお楽しみください。

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