ワシントン州の海域に生息するサザンレジデント(Southern Resident)のオルカ(シャチ)の L86が出産したと、Center for Whale Research が発表しました。
A new calf in L pod! The Center for Whale Research (CWR) is thrilled to confirm that a new calf, L125, has been born into the Southern Resident killer whale (SRKW) community. https://t.co/pLc7lCSxQK pic.twitter.com/TSxpFbu7EP
— Whale Research (@CWROrcas) February 18, 2021
同センターによると、生後1カ月~1.5カ月と推測され、その大きさと形から、健康状態の良い、典型的な赤ちゃんオルカであるとのこと。母親の L86 にとっては、4番目の赤ちゃんとなります。
L-Pod に赤ちゃんが生まれたのは2019年1月に L77がL124を出産して以来。
同センターは、2021年1月20日にワシントン州西部のサリッシュ海でサザンレジデントオルカの J-Pod と K-Pod を観察することができましたが、L-Pod を観察できたのは2020年9月24日以来でした。
昨年 J-Pod に生まれた J57とJ58は今日の時点で健康状態が良好のようだったとのことです。
1976年からオルカの調査を行っている同センターによると、サザンレジデントはここ数年、栄養に関連したストレスを抱えており、妊娠の多くが失敗に終わり、赤ちゃんオルカの約40%は生後数週間で死亡しています。