マウント・レーニア国立公園　パラダイスで給水システムとトイレが当面閉鎖

マウント・レーニア国立公園の14日付の発表によると、9月6日に発生した激しい雷雨の影響により給水システムが全面停止しています。これに伴い、トイレ、給水器、洗面台などすべての水設備が当面利用できません。

現在、国立公園局はワシントン州保健局と緊密に連携し、職員と来園者のために安全な水供給の復旧に取り組んでいますが、安全な飲料水基準を満たすまで、水の供給は停止されたままとなります。

停止の原因と対応

激しい雷雨により、水源であるエディス・クリーク流域の細かい堆積物がかき混ぜられ、浄水フィルタが詰まり、水圧が失われたことで有害物質が混入する可能性が生じました。パラダイスは表流水を水源としており、豪雨時の堆積物混入や浄水設備の停止が繰り返し発生する課題となっています。

国立公園局はワシントン州保健局と連携し、安全な飲料水基準を満たすまで復旧作業を続けています。建物はすべて給水網から切り離され、仮設トイレが設置されました。消火用水は未処理水ラインから確保され、施設は引き続き保護されています。

パラダイス・イン

パラダイス・インのダイニングルームは閉鎖中で、軽食はビジターセンターとパラダイス・インのスナックバーのみで販売されています。

代替トイレと食事場所

パラダイスに近い、流水が使える最寄りのトイレは下記の2か所です。

• ロングマイヤー（南西約3マイル、車で約5分）
• クーガーロック・ピクニックエリアとキャンプ場（パラダイスから南西約9マイル、車で約20分）

食事はロングマイヤーにあるナショナルパーク・インのダイニングルームが営業中です。

最新情報

• パラダイス・インの営業状況は Rainier Guest Services（855-755-2275）へお問い合わせください。
• 最新アラート情報はマウントレーニア国立公園公式サイトをご確認ください。
• 詳細はワシントン州保健局公式サイトも参照ください。