MENU

6月12日は 『Loving Day』 アメリカで異人種間結婚が合法化された歴史的な日

  • URLをコピーしました!

6月12日は「Loving Day」。1967年に米国最高裁判所が異人種間の結婚を禁じる州法を違憲とする判決を下した日です。これによって、16州で反異人種間結婚法が廃止され、全米で異人種間の結婚が合法化されました。

そのきっかけとなったのは、白人のリチャード・ラヴィングさんと黒人のミルドレッド・ジェターさんという、バージニア州に住んでいた夫婦による訴えでした。

ミルドレッドさんの妊娠後、異人種間の結婚を禁じるバージニア州法を回避するため、2人はワシントン DC に旅行して結婚しましたが、バージニア州に戻った後、夜中に家に警察に踏み込まれ、異人種間の結婚を禁じる州法違反で逮捕されてしまいます。刑務所で服役するか、25年にわたりバージニア州に戻らないかの選択を迫られた2人は、仕方なくワシントン DC に引っ越しますが、ロバート・F・ケネディ司法長官に抗議の手紙を書き、紹介された ACLU(アメリカ自由人権協会)の弁護士とともに訴訟を起こしました。ラヴィング対ヴァージニア州裁判は最高裁判所まで争われ、1967年6月12日、異人種間の結婚を禁じる州法を違憲とすることが全員一致で可決されました。

ピュー・リサーチ・センターが米国勢調査局のデータを分析したところによると、異なる人種や民族同士の新婚カップルは、2015年は17%と、1967年の3%の5倍以上に増えています。

リチャードさんは1975年に交通事故で亡くなり、ミルドレッドさんは2008年に亡くなりました。

ラヴィング対ヴァージニア州裁判を扱ったナンシー・バアースキー監督のドキュメンタリー『The Loving Story』は優れた放送作品に贈られるピーボディ賞を受賞。これをもとにした長編映画『Loving』は2016年に公開され、アフリカン・アメリカン映画批評家協会の最優秀主演女優賞などを受賞しています。

  • URLをコピーしました!

この記事が気に入ったら
フォローをお願いします!

もくじ