今年の夏にアメリカで開催されるFIFAクラブワールドカップ。世界のトップクラブが一堂に会する新フォーマットの大会に、Jリーグからは浦和レッズが出場します。
中盤のキープレーヤーとして活躍する原口元気選手は、この舞台を「僕らの力を世界に示す大きなチャンス」と語ります。ドイツや日本代表での豊富な経験を持つ原口選手にとっても、今回の大会は未知の挑戦。ロサンゼルスでの初戦の相手・メキシコのモンテレイに対しては、「技術も戦術も整った強敵」と警戒心を示しつつ、世界の強豪との対戦に期待を寄せます。
– 新しい方式でのFIFAクラブワールドカップについて
そうですね、世界の名だたるビッグクラブ、そしてアジアとかそういう地域で成績を残しているクラブだけが出れる大会なので、僕らが出れるということは非常に楽しみだし、強い相手ばかりですけどそこで僕らの力を示す大きなチャンスだと思ってます。
– 新しいFIFAクラブワールドカップに期待すること
そうですね、初めての試みだし、僕もいろんな、ドイツでプレーしたりとか、ワールドカップに出たりとか、いろんな大会、いろんなリーグでプレーしてきましたけど、また新しい大会ということで、僕自身もあまりイメージができてないし、でも、本当にさっき言ったように、大きなクラブがたくさん来て、世界一のクラブを決めるっていうすごく面白い大会だと思うので、非常に楽しみです。
– ロサンゼルスでのモンテレイとの対戦について
そうですね、僕が16歳ぐらいの時に一回メキシコでアンダー世代の日本代表として、メキシコのクラブと試合をたくさんした経験があるんですけど、その時に非常にレベルが高いなと思いましたし、僕はメキシコ代表と日本代表でプレーしたこともあって、メキシコのクラブっていうのは非常に技術があるし、戦術的に非常に整っているクラブが多いなと、僕の経験上感じているので、かなり難しい試合になると思うし、セルヒオ・ラモス選手も加わったりして、おそらく金銭的にも豊かなクラブだと思うので、非常にいい選手がいるんじゃないかと思っています。
– FIFAクラブワールドカップがアメリカで開催されることについて
そうですね、旅行でぐらいしか行ったことがないので、あまりイメージはないですけど、最近では元日本代表の吉田[麻也]選手だったりとか、有名選手だったら[リオネル]メッシ選手とか、色んなスターが今アメリカでプレーしてるっていうのは、アメリカのサッカーが盛り上がる一つの要因になってると思いますし、リーグ自体もレベルが上がってるんじゃないかと思うので。どういうサポーターがいるっていうのはあまりイメージができてないですけど、この大会を機にもっとサッカーの熱が増してくれればいいかな、と思います。
– 日本サッカーの発展について
10年ぶりに帰ってきましたけども、非常にリーグのレベルは上がってるなと感じましたし、10年前と比べて戦術的に非常に洗練されたなというか、どのチームも非常に色があるサッカーをしてますし、僕らも僕らで非常に守備的ですけどアグレッシブに戦えるチームだと思うので、10年前と比べてレベルは確実に上がってるんじゃないかなと思います。
提供:FIFA
FIFAクラブワールドカップ2025(FIFA Club World Cup 2025™)は、2025年6月14日(土)から7月13日(日)までの1カ月間、アメリカ各地12都市で開催されます。今回から新たに導入された32チーム制のフォーマットで、過去最大規模のクラブ世界一決定戦となる本大会は、翌年2026年に北米で開催されるFIFAワールドカップの前哨戦とも位置付けられています。出場クラブには、世界中から名だたる強豪が名を連ねています。
