MENU

FDA、モデルナおよびファイザー・ビオンテックの2価ワクチンのブースターとしての使用を承認

  • URLをコピーしました!

FDA(食品医薬品局)は31日、モデルナおよびファイザー・ビオンテックの新型コロナウイルスワクチンの緊急使用承認(EUA)を改訂し、新型コロナウイルスの従来株とオミクロン変異株の亜種「BA.4」「BA.5」の両方に対応する2価ワクチンをブースターとして接種することを許可しました。

FDA、モデルナおよびファイザー・ビオンテックの2価ワクチンのブースターとしての使用を承認

シアトル・キング郡公衆衛生局によると、今週末、CDC(疾病予防管理センター)の独立専門家委員会がこのブースターに関するモデルナおよびファイザー/ビオンテックからの申請を審査し、推奨すれば、CDC が使用に関して最終決定を下すことになります。さらに、米国西部の州で構成している Western States Scientific Safety Review Workgroup も審査を行う予定です。

現在、米国ではオミクロン変異株の亜種「BA.4」「BA.5」が感染の大半を引き起こしており、この秋から冬にかけて感染が広がることが予測されることから、この2価ワクチン(bivalent vaccine、updated boosters)には、新型コロナウイルス感染症を引き起こすSARS-CoV-2ウイルスの従来株とオミクロン変異株の亜種「BA.4」「BA.5」のメッセンジャーRNA(mRNA)成分が含まれています。

CDC がこのワクチンを推奨した場合、レーバー・デーの祝日にあたる9月5日以降に各州への出荷が開始され、早ければ9月9日に Auburn Outlet Collection Mall の予防接種会場で投与が可能になると見られています。

新しいブースターは、ファイザーは12歳以上、モデルナは18歳以上が対象ですが、審査の過程で専門家委員会や CDC が、特定の年齢層や他の基準で優先的に使用すべきと決定する可能性があります。なお、ブースターは一次接種を終えた人が対象で、一次接種を終えていない人は接種することはできません。

更新:2022年8月31日 ※接種対象や利用時期についての情報を更新しました。

  • URLをコピーしました!

この記事が気に入ったら
フォローをお願いします!

もくじ