65歳以上の追加接種
先日、CDCは、アメリカの65歳以上の方々に対して、昨年秋にCOVID-19のワクチン接種を受けていたとしても、再度の接種を受けることを強く推奨する声明を発表しました。この勧告は、専門家諮問委員会によってその日のうちに提案され、CDCが全面的に支持したものです。
昨年、COVID-19による死亡者や入院者の大半が65歳以上であったことを考えると、この勧告の重要性が理解できます。CDCのディレクター、マンディ・コーエン博士は、「ワクチンの追加接種は、最もリスクの高い人々に対して、さらなる予防を提供することができます」と述べています。
この諮問委員会の決定は、65歳以上の人が追加の予防接種を「受けても良い(”may” get the shots)」か「受けるべき(”should” get the shots)」かについての長時間にわたる議論の結果、下されました。これは、予防接種の必要性や、再度の接種勧告が住民のワクチン疲れを増長する可能性について、専門家間で意見が分かれていたことを反映しています。
一部の医師は、65歳以上の多くは昨年秋の最新版(2023-2024)予防接種で十分に予防されていると主張しています。また、これまでの予備調査では、ワクチン接種から6ヶ月以上経過しても、ワクチンの有効性に実質的な衰えは見られないとされています。
2023-2024年版のCOVID-19ワクチン
最近の研究で、米国疾病予防管理センター(CDC)は、2023-2024年版COVID-19ワクチンを接種した成人(18歳以上)は、2023年9月から2024年1月の間にCOVID-19感染で体調を崩す可能性が、更新ワクチンを接種しなかった人に比べて低いことが明らかになったと発表しました。
生後6ヵ月以上の人は、2023-2024年ワクチンを接種することで、COVID-19の最新の亜種による感染の影響を抑えることができます。
COVID-19家庭用検査キット 無料配布中
アメリカでは現在、COVID-19家庭用検査キットを一世帯につき4つまで無料配布しています。