日本政府は29日(日本時間)、春の叙勲受章者4181人を発表。外国人では、マイクロソフト社の共同創業者であり、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の共同創設者でもあるビル・ゲイツ氏が世界的な技術革新とグローバルヘルスの進歩における日本及び世界への貢献から、旭日大綬章(Grand Cordon of the Order of the Rising Sun)を受賞しました。
ゲイツ氏はハーバード大学在学中の1975年に故ポール・アレン氏とマイクロソフト(本社:ワシントン州レドモンド)を共同設立してから40年にわたり技術革新に貢献し、2000年に世界最大の慈善基金団体ビル&メリンダ・ゲイツ財団をシアトルに設立してからはグローバルヘルスや貧困、教育などの分野で世界的な取り組みを続けています。
今年3月にはグローバルヘルス、開発、教育、気候変動を含む慈善事業の優先課題により多くの時間を割くことになったためマイクロソフトの取締役を退任し、同社幹部の技術顧問(テクノロジーアドバイザー)を務めると発表しました。